郵政腐敗 日本型組織の失敗学

郵政腐敗 日本型組織の失敗学

990円 (税込)

4pt

4.0

日本郵政グループは、2021年に郵便事業の創業から150年を迎えた。従業員40万人を超える巨大組織は「腐敗の構造」にはまって抜け出せずにいる。近年では、かんぽ保険の不正販売、ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正、NHKへの報道弾圧、総務次官の情報漏洩と癒着など、数多の不祥事が発覚した。一連の事象の底流にあるのは、究極の「事なかれ主義」――。朝日新聞経済部のエース記者が、巨大グループの実態にメスを入れる。

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郵政腐敗 日本型組織の失敗学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大企業幹部腐敗物として大変優れていると言わざるをえない程に立派な肩書きの登場人物が次々と出てくるという皮肉
    でもこれは(たぶん)どこでもある話しだろうし、しかも突然同時多発的に始まったわけではないはず
    なぜこうなったのかにもそれこそ風土が関係してくるだろうし、読んだ人、気づいた人がどうしていくかでそ

    0
    2021年09月13日

    Posted by ブクログ

    何かと悪名高い特定郵便局長会なる団体に興味があり読んでみた。
    内部的には、天下り役人が跋扈し、経営幹部の無責任自己弁護があり、現場ではパワハラ押し込み営業で数字を作り、特定郵便局長会なる利益団体が暗躍し、官邸の政治家のおもちゃにされ…といった腐敗お決まりの構図があり、一読して分かりやすく整理されてい

    0
    2021年10月14日

    Posted by ブクログ

    かんぽ不正とNHK報道介入事件の中身がよくわかった。日本の衰退を促進させる日本型企業の問題について考えさせられた。

    0
    2021年06月30日

    Posted by ブクログ

    3冊目の日本郵政本。著者が藤田知也と同じか?
    朝日新聞記者として深く掘り下げた記事を単行本化したもの。
    ミスや間違いの向き合い方がいまだ持って、スタートアップ並みのレベルの日本郵政。政府に対する忖度、天下りにたいする忖度の風土から抜け出せない闇の深さが書かれている。
    ・NHKのクローズアップ現代の2

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    郵政問題がこんなにも根深く、酷いものであったのかと再度認識させられた。
    ここにも菅の影響が見えて、政治の側の問題も大きい事が分かる。

    0
    2022年04月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    郵政腐敗 日本型組織の失敗学
    2021年4月30日初版1刷発行
    2021年4月13日電子書籍版発行

    ★5 
    立場が上がるほど非を認めようとしないのが、郵政幹部たちの一貫した特性だ


    藤田知也氏による著作。
    著者は朝日新聞経済部記者。
    早稲田大学第一文学部卒、同院アジア太平洋研究科修了後、2000

    0
    2021年12月10日

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