そして、すべては迷宮へ

そして、すべては迷宮へ

950円 (税込)

4pt

「怖い絵」シリーズなどで絵画鑑賞に新たな歓びを提示してきた著者による、
知的ユーモアにあふれ、ときにスリリングなエッセイ集。

『怖い絵』や『名画の謎』シリーズで絵画鑑賞に新たな視点を提示した著者は、芸術を、人を、どのように洞察するのか?
名画との衝撃的な邂逅や、一見穏やかに見える日常から掬い取るおかしみと歓び。
「絵を買う人々」「夫たちの怖い秘密」「幸運の前髪」「異類婚の哀しみ」等を収録した初のエッセイ集が文庫オリジナルで登場!

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そして、すべては迷宮へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あ、面白い♪くすっと
    笑えるし絵画に対する
    深い造詣は流石の一言。

    なんでこれまで著者の
    本を読んでこなかった
    んだろうと僅かに後悔。

    イワン雷帝とその息子
    の鬼気迫る表情は見た
    瞬間息が止まりました。

    書物でも写真でもなく
    絵画だから表現出来る
    リアリティというもの
    をはじめて知りました。

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    エッセー集と言っても、中野京子さんの日常を綴るというよりは、絵画の解説や書評が多く、相変わらず知的好奇心がくすぐられる。どのジャンルの文章も、情熱的でありながら、情景が浮かんで読みやすい名文。
    本もよく読まれるようで、若干西洋美術系寄りな選書が面白い。

    0
    2021年10月24日

    Posted by ブクログ

    エッセイを読んだのは初かな。いつも豊かな解説を楽しませていただいております。

    少し中野さんの人となりが見えたのが嬉しかった。、

    0
    2021年11月14日

    Posted by ブクログ

    「怖い絵」で大ブレイクした著書の初のエッセー集。エッセー集と名乗ってはいるのだが、こう言ってはなんだがエッセーというよりは……雑文集? エッセイもあるが、展覧会の紹介文やら書評やらもありで、いろんなところにいろいろ書いたのをとにかくガサーッと集めました、という趣。
    しかしだからといって面白くないとい

    0
    2021年08月30日

    Posted by ブクログ

    中野京子さんからは教えられることが沢山あります。
    絵画を観ることの楽しみが格段に飛躍しました。「怖い絵展」良かったです。『レディ・ジェーン・グレイの処刑 』忘れられない…。

    0
    2021年05月08日

    Posted by ブクログ

    中野京子さんの、今まで新聞や雑誌に寄稿したエッセーをまとめたもの。

    第一章が美術関連。第二章が身辺雑記。第三章が書評など、本について。

    第一章で取り上げた画家は、レーピン、ルーベンス、モネ、アルチンボルト、ターナー、ベラスケスなど。

    「絵画のタイトルを画家が決めるようになったのは近代になってか

    0
    2021年12月25日

    Posted by ブクログ

    美術やその周辺に関するエッセイ。絵には興味ないとか、ハプスブルク何?と言う方には是非読んで欲しい。絶対に一度は聞いた人名が出てきます。

    0
    2021年06月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1章は絵画で2章が雑記、3章は読書。「おわりに」はあるがいつものこの著者ならあるはずの「はじめに」がない。”読む覚悟”と”心構え”ができずにいきなりエッセー集に入る。軽い。1つ1つが短い。覚悟などいらない。勿論、いつもの中野節で”クスっと”笑わせてくれる。ページは進むよ、スイスイと。素直に面白い。行

    0
    2021年11月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『怖い絵』シリーズなど、美術関連の著作では現在最も勢いのある中野京子さんのエッセイ集。
    専門の美術の話だけでなく、日常の話も軽妙洒脱で読みやすい。そう、読みやすい。
    本の最後にご自身の「始まりの一冊」に関して述べられているが、なるほど、『怖い絵』は売れるように意識して書いていたのかと納得しきり。だっ

    0
    2021年05月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美術から少し離れた日常生活のことや読書のことも含まれていて、中野さんの別の一面を垣間見れた気がする。愛読書というアガサ・クリスティー、自分も読んでみようかな。

    0
    2023年01月29日

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