無意識への扉をひらく ユング心理学入門I

無意識への扉をひらく ユング心理学入門I

640円 (税込)

3pt

3.7

「無意識」「コンプレックス」「元型」「夢分析」……。目には見えない「心」の領域に新たな学問の地平を切り開いたユング。しかし、その複雑多彩な思想を言葉の定義だけで理解することは難しい。例えば、「影とは自我によって否定された部分である」とか、「アニマとは男性の心の女性的部分だ」というような従来の解説だけでは本当に分かったことにはならないだろう。本書では、「心・魂・精神の違いは?」「自我とはどれくらい意識的か?」「夢とシンボルの関係は?」など、様々な概念の関わりや、ユングの父母体験から、フロイトとの訣別といった、ユング心理学が生まれる背景までを、易しく解きほぐしている。さらに著者は、ユング派が陥りやすい過ちとして、例えば、鳩の夢は平和の象徴である、といったようなステロタイプの論を否定している。独自の理論と体験談を交えた入門書の決定版である。中学生、高校生からでも読める三巻シリーズの第一弾である。

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無意識への扉をひらく ユング心理学入門I のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月12日

    ユングやフロイトなどの名前は知っていたが、まったく心理学の知識がないまま読んでみた。
    非常に面白かった。
    ユングのバックボーン、フロイトとの関係性等がわかって、どうやって「無意識」などの考えにたどり着いたのかが分かり興味深かった。

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月23日

    ユング心理学の入門書です。語り下ろしなので、たいへん読みやすい内容になっています。

    著者は、ユングの「自我」についてこれまで十分に理解されてこなかったことを嘆いており、本書では著者自身の解釈が盛り込まれています。

    また、世界各地の神話から「元型」の存在を推察したユングの発想を、伝播説と対立するも...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月23日

    [ 内容 ]
    「無意識」「コンプレックス」「元型」…。
    目には見えない「心」の領域に、新たな学問の地平を切り開いたユング。
    しかし、その複雑多彩な思想を、言葉の定義だけで理解することは難しい。
    本書では、「心・魂・精神の違いは?」「自我はどれくらい意識的か?」「夢とシンボルの関係は?」など、様々な概...続きを読む

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