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脚本家・唐沢燿子は古稀をむかえ、日に日に「老い」を感じていた。しかしSNSで年下の男と出会い、生活が一変する。70歳から始まった、身も心も溺れた恋の行方は……。大人の恋愛小説。
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Posted by ブクログ
70代女性と50代男性の、美しい恋物語。『ぼくの美しい人だから』というスーザン・サランドンの映画を思い出した。作中作品も、生々しくも活力があって、よかった。大阪、札幌、逗子の舞台背景も、アムステルダムも、主人公の気持ちに重なる場の選び方が秀逸。久々に温度のある小説だった。哀しくも苦しく、美しい。大人...続きを読むにしかわからない小説。
70歳の性愛なんて読んだことも見たことも考えたことすらありませんでした。 女性の特に高齢女性の性欲って、見たくも無い、エグい、みたいな悪いものとして捉えられている。 70歳って言ったら私の祖母の年代ですよ。 私も帯の70歳女性の性愛、のワード見てエグ、と咄嗟に思ってしまいました。 怖いもの見たさで本...続きを読むを手に取りました。 読んでいくうち、70歳のおばあちゃん全員ステレオタイプなアニメや漫画ドラマで描かれる一義的な側面しか持ってないのか、持たなくちゃいけないのか、それっておかしくない?主人公の方がリアルなんじゃないかと思えてきます。 そう言った意味で新しい価値観を見せてくれた一冊で、他に無いという観点から⭐︎4にしました。
70歳の女性の性愛を描いた作品。15歳年下の男性とSNS上で知り合い、心も体も溺れていく。孫の世話をしながら、夫と穏やかな生活というのもひとつの幸せの形だと思うけど、いくつになっても女としての悦びを得られるというのもまた幸せの形だと思う。ただラストは受け入れ難い。別れはどうしようもないから諦めるしか...続きを読むないんだろうけど、誰にも知られる事のない所で、惨めなほどにもがき苦しむのではないかと思う。小説だから綺麗に終わらせたのでしょうけれど…。
時代によって、男女の性の描き方というものも変わっていくのだな…と思う。 もちろん私自身も、年老いてきて、自分の性に対する興味、生活の中でのとらまえかた、も変わってきているのだが… 確か新聞誌の書評欄で、私が冒頭に書いたような、「性の描き方」、に着眼してとりあげられていたように思う。紋切型の言い方...続きを読むをあえてするならば、「高齢の女性による…」、「奔放な…」、「日本社会が抱える問題を…」、というようなキーワードと共に。 作者はもともと映画の脚本家であったとの事で、本格的な書き下ろし小節は今回が初めてであったように思われる。この小説の主人公と同年代、また同じような職業とのことであり、緻密に描かれた主人公の日常生活には、潔癖さと決して貧しくはない清貧さ、高齢だが健康に過ごしている一人暮らしのほのぼのとした毎日がことこまかに描かれている。 物語、男女の出会いはまあ、今時な手順を経て始まる。もっとも、その出会いからふたりがお互いを知り合い、会い、合い、愛し合う…、といった一連の流れが情熱的ではあるけれども極めて客観的に、冷静に、描かれており私はその物語を違和感なく同じように客観的に、また感情移入しつつ、楽しむことができた。この辺りは作者の脚本家としての素養がいかんなく発揮された部分ではないかと思う。 巡り合った男女と言ってもお互い高齢(70台と50台)で、先に書いたような今時な手順を通じての出会いである。私は絶対に終わるという確信を持ちつつ、どんな落としどころになる(する)のだろうか…と楽しみに頁をめくっていったのだが… 具体的には書かないが、不快感無く、かといって…いや、書かずにおこう。これから読まれようとする方、おひとりおひとりが、その物語を楽しみながら(平易な文体で読みやすい)、結末まで読んで決して損のない、充足感あふれる物語であると私は思う。
私も同い年。好きな人もいます。 短い間でも良いからこんな濃厚な恋が出来たら…と!女は何才になっても女なんです。何才になっても恋はしたいと思っている人もいる、恋をする事を後押ししてくれる様な内容でした。
うーーーーーーん 何歳になっても女性として見られたい、という燿子の気持ちは理解できる。 性的な関係が大事だという考えも理解できる。 本人がそれでいい、と思っているなら他人が意見することではない、ということもわかる。 だけど、蓮は誠実ではない気がする。 燿子の保守的な感じも年齢や本人の性格で仕方ないこ...続きを読むとなのかもしれないし、蓮の自分本位な感じもそういう人間だから。 でも、私は好きではなかった。 あくまでも私には合わなかったというだけ。
わたしは面白かった!古希を迎えた女性が、同年代女性の人生を横目に、SNSで出会った男性と恋に落ち、自らの人生における必要性を強く感じるようになる。ラストはああ〜と残念に思ったが、ストーリーはおもしろい!不倫はやはりうまくいかないのね。
もとは映画製作者の方。映画作るより自由度が高いと勧められて書いたそう。 確かに全体の流れとして、映画を連想させるような感じもあった。 一方で、コレを映画で表現するのはムリかな…と思えたところもあって、そういう意味でやりたいことができたのかな⁇ 歳の取り方は、個人差がデカイ。主人公が古稀でこういう出会...続きを読むいと繋がりが持てたからといって、誰にでもできることじゃないなとは思った。ある年齢からしっかり対策を取ってきた彼女だからこそ出来たことかも⁇ とは言え、年齢を理由に何かを諦めることはない…という示唆はもらった気がした。
70歳の恋愛小説ということで手に取ってみた。 70歳の女性脚本家と15歳年下の鳶職男性がSNSで知り合い、その日から性愛に溺れていく。 お互いを求め合っているのが身体なのか心なのか。 二人の場合は両方なのだろうけど、身体の方がインパクトが強くてなかなか刺激的。 (性描写激し目で、電車の中では読めない...続きを読む…) 自分の身に全く起こりそうにないことで、ただただすごいなぁと読んだ。
70歳に、なろうとする燿子。 若い頃の自分には戻れない事はわかっているのに、ときめきたい気持ちを取り戻す為に突き進む。 これからの人生を、どのように生きようか、悩んでいる人に読んでもらいたい1冊だ! 今自分は思い切り生きているのか❓ 自分に言い聞かせ、思いきり生きよう❣❣
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