最後のひと

最後のひと

1,760円 (税込)

8pt

75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの?
燿子がついに出会った「ぴったりな人」。
人生仕上げの情愛がもたらすものは――。

ベストセラー『疼くひと』で70代女性の性愛を描いた著者が、
実感を込めて後続世代に送る、希望の物語

奇跡の出会い、周囲の偏見、肉体的交わり、終活への備え……
「人は老いても、毎日を幸せに生きる権利がある」を合い言葉に、
燿子と理一郎がとった選択は?

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最後のひと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    老人同士の性と愛。なかなか現実はこうはならないだろうけど、こう書かれた本があると勇気と希望(変な言い方だが)が沸いてきます。

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    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    四半世紀以上前に出逢って以来リスペクトしている友人がリスペクトしている方が書かれた作品。
    サブタイトルからして共感を抱き、発売前から「購入して読もう」と決めた1冊。
    300冊ほどの蔵書のうち、小説は35年ぶりかも。

    仙崎理一郎の住む世田谷区等々力(駅)に等々力渓谷
    唐沢燿子の住む逗子(駅)ともに奇

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    まるで今の自分のことのようです。妻に先立たれこの先、お一人様だなと思っていたところ、自分の娘と言ってもおかしくない、女性と出会いました。あと何年一緒に暮らしていけるか、子供はできるかとかいろいろ考えさせられる一冊でした。

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    2022年11月25日

    Posted by ブクログ

    老老介護、とか老はなぜかとてもネガティヴになってしまう影響もある漢字。この作品はそんな老人の2人がとてもロマンチックで冷静に素敵な恋愛をするお話。恋をしている2人がお互いのために自分を変えていく流れをみているのがとても心地よかっあ。前作『疼くひと』からの流れを見ていて、ここまで考えて1作品となってい

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    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    なにはともあれ、ハッピーエンドでよかった。
    「疼くひと」のように悲しい別れがあるのではないか、とハラハラしていたので。
    年齢的には、何があってもおかしくない。
    だからこそ、希望があるところまで読めれば、読者としては満足。

    この本で、同居する91歳の義父(認知症進行中)の胸中を、わずかではあるが察す

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    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    お互いに信頼できると感じ合えるのは若い時よりも利害がないからだろうか?打算がないからだろうか?
    気持ちが先で、そこから体に触れたくなる。嫉妬や不安も若い時と変わらず。尊敬がなかったら、好きと思える要素が出てこなかったらわざわざ老齢になってリスク取らないよね。入院、手術の承諾という点では夫婦じゃないと

    0
    2024年03月19日

    Posted by ブクログ

    75歳で86歳の人を好きになること自体は、すごく素敵なことだなと思うのだけど、性愛の部分が今の自分にはあまりにも想像できなくて…。認知症になって封印してた性欲が爆発してしまう方もいると聞いたことがあるし、今作にもチラッと登場していたけど、それは嫌だなと思ってしまう。
    「最後の人」と思えるような人との

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    2024年02月26日

    Posted by ブクログ

    高齢者の恋愛と性愛をとりあげた作品。こちらの前日譚「疼くひと」を読んでないため、主人公の燿子に対して少し歪んだ見方になっているかもしれないけれど、作中の「75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの」という燿子の言葉について、誰も悪いと言ってないのに言い出すのは、燿子の中に罪悪感めいたもの

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    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

     誰かを好きになるという感情は、何歳になっても、わいてくるが、年を重ねることに、愛と好きが入り混じり、無償の愛となっていく。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    見た目やステイタスで
    人に惹かれ恋に落ちるのは当たり前ですが
    その人の『生きて来た生き方』や『考え方』に
    惹かれていくのは
    とても新鮮な感情だと思いました。

    この年齢になるまで見つけられなかったととるか
    この年齢だから出会えたととるかは本人次第。

    最後まで添い遂げられる相手がいる事が
    最大の幸せ

    0
    2023年04月18日

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