さざなみのよる

さざなみのよる

660円 (税込)

3pt

小国ナスミ、享年43。息をひきとった瞬間から、彼女の言葉と存在は湖の波紋のように家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く感動と祝福の物語。2019年本屋大賞ノミネート作。

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さざなみのよる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    河出書房新社の社長がおすすめしていて手に取った本。人の死がテーマの本は、血を分けた子どもとか強いつながりとか「死んで何かを遺す」ことが強調される印象を受け、感動しつつもどこか焦るような気持ちにもなっていました。
    この本は、頑張って遺そうとしなくても勝手に毎日積み重なってるから大丈夫ですよ、と言われた

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    心温まる作品とはまさにこのこと。
    この世から消えてしまっても、ナスミの言葉を思い出しながら前を向く登場人物たちが印象的で、最後までしっかりと感情移入して読めた。

    自分の芯があって、みんなを明るい方向に導くナスミの存在に憧れのような感情を抱いた。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    変な意味ではなく、死ぬのもいいもんだと思える本。
    そう思えるように、人との関係を大切にしていこうと思える本。
    さすが脚本家だけあり、抜群のテンポ。

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ

    ドラマ「富士ファミリー」の前日譚+α
    ナスミが癌で亡くなる前後を、様々な登場人物の視点で描かれている

    全部で14話
    ナスミ、鷹子、月美、日出男、笑子、ナスミの中学時代の同級生清二、昔ナスミを誘拐しかけた佐山啓太、ナスミの元同僚の加藤由香里、清二の妻の利恵、日出男の再婚相手の愛子、ナスミが好きなマン

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    誰かが、私にもどりたいって思ってくれるような、そんな人になりたい!

    「と」っていう字ぐらい、大きな口あけて笑いながら生きていきたい!

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    すごかった
    とにかく引き込まれるようにして読みました

    ナスミの話から、過去や未来と行き交って、その時その時に同じ時間を過ごした人たちの思いが重なっていきます

    亡くなった人は、本当にいなくなっちゃったわけじゃなくて、少しずつ生きてる私たちにくっついてるんだなって

    私にもそういう人がいるからわかる

    0
    2023年10月19日

    Posted by ブクログ

    主人公と思しき人が今にも死にそうな状態から始まる。とてもやるせなくて、これからどうなっていくのだろうと不安いっぱいの滑り出し。
    でも読み終わってみれば、死は誰にでも平等にやってくるのだからそれはそれで真摯に受け止め、どう生きるか、だよなぁと思える。
    いろんな人と関わりながら、優しくしたりされたり。

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    亡くなった人たちで、この世はできてるんだ、と良い言葉だなと思う。
    未来に生きる人に、良い形でつなげていきたい。

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    読後、なんだか分からないが、どことなく元気になる。明日もまたがんばろうかなという気分になれる、そんな木皿作品に共通する読後感。本棚の片隅に置いておきたいと思える良書。

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    最初に書いておくと、作者が書きたかったことはわかるし、読後感は良いし、こういう作品を必要とする読者は一定数いると思う。
    だからまあ、『本屋大賞』向きと言えるよね。

    ただ、これはもう本当に個人的な問題なのだけど、人の「死」を感動の機転にする、または感動の核とするような話が嫌い。

    それと、『昨日のカ

    0
    2023年06月11日

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