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トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選……
いまアメリカで沸きあがる、「私たち」のムーブメント
ロングセラー『ヒップな生活革命』の“その先”のストーリー
金融危機後のインディペンデント文化の開花を描いた『ヒップな生活革命』から6年。
その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化した。企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むようになった。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していった。
……ところに迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。
それらは、以前からプログレッシブ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策をさらに前進させた。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになった。
このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。
こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。
共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっている。
アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。
20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライターが、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える。
自分以外の誰かのために、声を上げたり、
行動を起こすから、「We」なのだ。(本文より)
Posted by ブクログ 2021年02月13日
自分がアメリカに住んでいる時は、
学校生活のことばかりで、アメリカの政治や経済について
全く何も「知ろう」としなかったことが今思えばすごく恥ずかしい。
税金を支払って、住んでいるわけだから
今自分が住んでいる国の最低限のことは知っておかないと。
アメリカから見た日本、や
おそらくきっとこれから日本も...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月01日
世の中が、限られた少数の人々にとってどんどん便利になる中、その代償として賃金格差や環境破壊が急速に進んでいることを改めて思い知らされた。消費者の1人としてできること、「買うものを選ぶ」ということをすぐに実践するとともに、オーガニックやサステイナビリティという言葉が、単なるマーケティングのツールとして...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月06日
最近至る所で企業の社会的責任だとか、コーズマーケティングだとか、資本主義経済の限界だとかって言葉を見聞きするようになってきた。
その発端というか、エネルギーの源泉は一人一人の言動や消費活動から社会を変えるんだというミレニアル世代やジェネレーションZ特有の「Me」や「We」による革命なのだと。
今...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月06日
アメリカでは少しずつ、「パーパスドリブン」な企業、長期的な持続性を重視する考え方が浸透しつつあるという内容があったが、日本では少なくとも自分の見える範囲ではこのような企業はかなり少ないような気がするが、アメリカの動きに倣ってこれから増えてくるのだろうか?
最後の章の、自分の生活の中でのサステイナビ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月13日
まさに時代が動いているのだと実感させられる。本書の目次にある、『消費はアクティビズムになった』『コロナが前進させた社会のシフト』『自分ごとのサステイナビリティ』は、日々何となく感じていた変化を筆者独自の切り口で、わかりやすく紹介してくれている。最後に、筆者がこう述べている。『革命は起きるものではない...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月11日
現職の大統領が狂信的な支持者をそそのかして議事堂になだれ込ませ、それをパーティーミュージックが流れる場所から画面越しに眺める。暴徒たちの浮かれた調子が闇を際立たせてちっとも現実味がない。こんなことが起きるのは、せいぜいゴッサムシティくらいのものだと思っていた。
よく映画のクラ...続きを読む
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