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Posted by ブクログ 2020年04月18日
本に囲まれて育った著者による児童文学短編集。
静かで豊かな語り口です。
『ムギと王さま』
”わたし”がその村に行ったとき、村の人たちがたいそう可愛がっている「村のあほう」と呼ばれる若者がおりました。ふだんはただ畑に座って笑っているだけですが、なにかの拍子でとめどなく話をしつづけるのです。
そして”...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月12日
子供の頃、友だちと分厚い本を読む競争をしていて、気付けば競争を忘れて引き込まれていました。競争をしていた時読んでいたのは「ファージョン作品集」ですが、本棚の幅を取るという大人の事情で、こちらが今手元にあります。
子供の頃こんな物語に触れられるなんて、今思えばとても贅沢なことでした。
お気に入りは「ヤ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月27日
子供に読ませたい本・小説との決めつけは厳密にいうと誤りだろう。
本物のファンタジーストーリーは大人“も”ではなく、
大人“を”心底感動させ、
「子供に読ませるべきものだ」と彼らに
信じ込ませるだけの魅力に満ち満ちているからだ。
この物語たちのなんと愛らしいこと、
なんとロマンチック...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月27日
この本、一つ一つの物語もキラキラしていてとっても素敵なんだけど、それよりなにより惹かれてしまうのは挿絵です。 どれ1つをとってもため息ものなんですよね~。 モノクロ(表紙は彩色されているけれど、それでも色数をぐっとおさえてある)なのに、色が浮かび上がり、静止画なのに空気や風が香り立つような感じ・...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
「わたくしが子どものころ住んでいた家には、わたくしたちが『本の小部屋』とよんでいた部屋がありました。…」こう始まるこの前書きの挿絵は、独特で繊細な味わいのあるペン画のエドワード・アーディゾーニによるもの。壁一面の本棚から溢れた本がうず高く周囲に積みあがられた中で、一心に本に読みふける小さな女の子の姿...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
2年生の娘には味わい深すぎるのかまだわからない話が多い。私が愛してやまない『小さな仕立て屋さん』を読んでやったらやっと目をきらきらさせて聴いていた。1年前には途中で飽きちゃったのにね。『小さい仕立て屋さん』はどんでん返し、のまたどんでん返し、が素敵。貧しい少女が王妃さま・・・にはならない素敵さが大人...続きを読む
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