大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの
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大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの

1,100円 (税込)

5pt

4.8

大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。

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大隈重信 のシリーズ作品

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  • 大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの
    1,210円 (税込)
    政治家、言論人、早稲田大学初代総長など多面的な活動で知られる大隈重信。一八三八年、佐賀に生まれ、幕末に志士として活躍。明治維新後は、官僚として頭角を現し、木戸孝允、大久保利通、三条実美らの右腕として、参議兼大蔵卿などを務める。明治十四年の政変で失脚するも、立憲改進党を率い、藩閥政府と対峙。時流を機敏にとらえ、一八九八年には総理大臣に就任する。上巻では、若き日から念願の組閣までを描く。
  • 大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの
    1,100円 (税込)
    大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。

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大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    明治維新から、漸進的に民主主義が進んできた中で、藩閥と民権の軸の民権側、政党政治側の引力になってきたのが大隈なのだろう。

    幕末、維新、大正と活躍した政治家は数少なく、大隈の歴史を追うことで、特に大正までの政治、国際情勢の流れを理解することができる。
    それに匹敵するのは山県有朋だけだろう。

    大隈の

    0
    2020年09月13日

    Posted by ブクログ

    下巻は隈板内閣(第1次大隈内閣)が倒れてから没するまで、つまり1898年から1922年までの四半世紀が描かれる。大隈の年齢で言えば、ちょうど還暦から86歳で亡くなるまでの時期である。

    この時期の大隈は在野で早大総長として東西文明の「調和」論を展開しつつ、他方、忍耐強く2度目の政権担当を狙っていた。

    0
    2020年06月30日

    Posted by ブクログ

    下巻は忍耐編、老熟編として各章が配されるが、20世紀に入っての諸情勢下での動き、政党政治の進展の中での動き、2回目の首相を務めた経過、最晩年までである。
    下巻は各方面に影響力を行使するようになって、巧みなイメージ戦略のようなことを展開する様子が綴られ、加藤高明を“後継者”と期待しながら、当時としては

    0
    2019年08月13日

    Posted by ブクログ

    本書を読むと、1900年代前半の日本は財政問題を含めて綱渡りのような実に危ない橋を渡っていたことを痛感する。その打開策として大隈重信は「イギリス流の政権交代可能な二大政党制を日本に導入すること」を目指したのだろう。
    薩長閥ではない大隈重信は、その為に相当な無理を重ねていることが本書で詳細に紹介される

    0
    2019年08月21日

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