大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの

大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの

1,210円 (税込)

6pt

4.8

政治家、言論人、早稲田大学初代総長など多面的な活動で知られる大隈重信。一八三八年、佐賀に生まれ、幕末に志士として活躍。明治維新後は、官僚として頭角を現し、木戸孝允、大久保利通、三条実美らの右腕として、参議兼大蔵卿などを務める。明治十四年の政変で失脚するも、立憲改進党を率い、藩閥政府と対峙。時流を機敏にとらえ、一八九八年には総理大臣に就任する。上巻では、若き日から念願の組閣までを描く。

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大隈重信 のシリーズ作品

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  • 大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの
    1,210円 (税込)
    政治家、言論人、早稲田大学初代総長など多面的な活動で知られる大隈重信。一八三八年、佐賀に生まれ、幕末に志士として活躍。明治維新後は、官僚として頭角を現し、木戸孝允、大久保利通、三条実美らの右腕として、参議兼大蔵卿などを務める。明治十四年の政変で失脚するも、立憲改進党を率い、藩閥政府と対峙。時流を機敏にとらえ、一八九八年には総理大臣に就任する。上巻では、若き日から念願の組閣までを描く。
  • 大隈重信(下) 「巨人」が築いたもの
    1,100円 (税込)
    大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。

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大隈重信(上) 「巨人」が夢見たもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年08月29日

    著者によれば、大隈重信に関する書物は多々あるものの、その実像、評価がはっきりしないとする。
    ひとつの理由として、大隈が日記や直筆の手紙を残していないこともあるらしい。
    本書では、大隈の実像をつかむため、その全生涯について、出来る限りの資料を読んだ上で、特定な分野や時期に限定せずに大隈を検討し、大隈が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月27日

    本書「はしがき」は「日本近代史上これほど有名で疑問に満ちた人物はいない。大隈を見直すことは、政治とは、政治家とはどうあるべきかを考える素材となり、また大隈に熱狂した人々を通し、明治維新から大正期までの日本の歩みを考え直す糸口にもなるであろう」(ivページ)と述べる。

    上巻は大隈の少年期から隈板内閣...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    上巻は青春編、飛躍編、希望編、力闘編として各章が配されるが、生い立ちから、初めて首相を務めた「隈板内閣」までである。
    上巻では佐賀の鍋島家中に在った武家に生まれ、そこで育って好奇心旺盛で豪胆な若者になり、明治初期には外国の外交官を含む各方面との交渉で活躍する経過等が綴られている。そして士族反乱や議会...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月20日

    本書は、明治の政治史を専門家以外にも読みやすく書くという難事に成功した本だと思った。
    何が争点だったのか今ひとつ理解できなかった「明治14年の政変」についても、まるで政治ドラマを見るようにワクワクドキドキしながら読んだ。
    面白いと思いながら読み進めると自然に当時の政治状況が把握できるようになる。
    ...続きを読む

    0

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