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Posted by ブクログ 2020年12月27日
柔よく剛を制す!柔軟に考えることこそが、差別との理想的な向き合い方であることを学べる本です。
で、「差別をなくそう」ではなく「差別を考えよう」というのが本書の最も言わんとすることではないかと思いました。「差別をなくそう」だと、自分の中にある差別の芽は「人としてありえないこと」ということになる。それだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月04日
差別問題を考える基本的な視点と近年の重要トピックである問題についてざっと知ることができる。「カテゴリー化」について負の側面だけでなくゴッフマンなどを引きながらカテゴリー化は人間が円滑な社会生活を送る上で必要な行為であるといった社会学らしいものの見方を提示しているのが良い。先行研究、事例、メディア分析...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月30日
「差別は、それが行われた瞬間、どのように私たちが無効化できるのかが重要なのです」(p244)
部落差別をはじめとするあらゆる差別の問題について、真摯にまっすぐ向き合っているようすがとてもよく伝わってくる1冊。
ただ、江戸時代の身分制度のくだりのみ、現在では誤った認識とされる内容で紹介されていたの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月09日
「差別はいけない」し「自分は差別はしない」で終わってしまいがちだけど、そこから目を逸らさずに掘り下げていくことが大切だと思う。人は、自分とは異なるものや、未知のものに対しては誰でも身構えてしまうもの。
それは仕方ないことだと認めて、差別しないためにはどうしたらいいのか、被差別者側に立って考える必要...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月11日
普段の生活の中でふと持ってしまう差別の感情をこれでもかとばかりに事例を挙げ、差別意識を無くすための考え方を説いている。
最近「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」なる言葉も良く聞かれるようになってきた。「昔は許されただろうけど」と、差別発言で叩かれた著名人もいた。
本書では露骨な差別発言だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月10日
人が人を差別する背景や理由を考える一冊。
普段、他人や異なる考え方にフラットに接したいと思いながら偏見にまみれて過ごしている我が身にとっては、なかなか「それでいいのか」と突っ込みたくなる。突っ込みたくなる時点で、ある種の偏見に囚われているわけだけど。
でも歴史的に積み上げてきた文化もすべて見直さない...続きを読む
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