此処 彼処

此処 彼処

1,430円 (税込)

7pt

本書のテーマは自分の場所である。それは、浅草、鶴巻温泉、銀座、琵琶湖といった地理上の場所であったり、近所のマーケット、好きな居酒屋、好きな旅館、好きな抜け道、好きなお花見の場所、思い出の大学寮、電話ボックスといった著者が「属している(いた)」と思われる場所であったり、新婚旅行で訪れた地や思わぬ拾いモノ(誰かの臼歯、骨董のメガネフレームなど)をした場所であったり。

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此処 彼処 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんのエッセイは好きだ。もちろん小説も。
    多くの作家さんは、小説も書き、エッセイも書いているが、両方読む作家さんは、村上春樹さんと川上弘美さんくらいか。

    それくらい、好きなのである。

    エッセイはエッセイで不思議な日常が描かれている。

    「え」。「あ」。
    何回か出てくるこの言葉。いいですね

    0
    2013年11月14日

    Posted by ブクログ

    川上さんの場所に関するエッセイ。
    書く人によってはエッセイって途中で読み飽きちゃったりする場合もあるけど、川上さんのエッセイはどのエピソードも面白く読み飽きない。
    一気に読まないように、大切に読むように、自分に言い聞かせて我慢しながら大事によんだ。油断するとどんどん読み進めて、この楽しさがあっと

    0
    2011年06月11日

    Posted by ブクログ

    2007.12. 川上さんの、オノマトペの使い方がとても好き。少し読むたびに、なんだかのんびりした気持ちになってすぐに眠たくなった。だから本当に少しずつ、大事に読みました。

    0
    2009年10月17日

    Posted by ブクログ

    大好きな川上弘美さん。
    持っていることばが、すてき。
    ころころ、するする、ほわん。そんな不思議な擬音が似合う。
    覚えておきたいフレーズが、ふっとあらわれる。ふいうち。

    0
    2013年02月14日

    Posted by ブクログ

    場所に関するエッセイ。川上さんの文章が好きだー。くせのない文章。分かる~って共感できるところが結構ある。
    「大手町」の中の話。仕事中は“ワタクシは~”って言ってた会社員がプライベートで“おれ”へ一転したところに色っぽさを感じる、と。こういうの私も好きです。

    0
    2012年01月23日

    Posted by ブクログ

    「神様」「センセイの鞄」の作者ならではの、
    ほんわりしたエッセイ。
    だからといって、きどっているのではなく
    ありのままの言葉を綴っているように思う。
    すごくいい。

    0
    2011年09月18日

    Posted by ブクログ

    月ごとに、世界中のいろんな場所と川上弘美のエッセイ。
    昭和33年生まれの川上さんが子どもの頃に見た、
    大人になってかつてみた街の景色を、
    にゃらりにゃらりと、
    少し色褪せた写真を眺めるような文体で描く。

    箸休めに最適。

    0
    2011年11月07日

    Posted by ブクログ

    2010/08/15 ひといきで読めるきれいな掌編。エッセイのお手本にしたくなる。この人の本は、どれも字体が作風にあっていて好き。

    0
    2010年08月15日

    Posted by ブクログ

    しんみりしたり、なつかしかったり。うまいなぁと思います。ゆっくり楽しんで読めない自分がちょっと悲しい。よいなぁと思ったのになんだったか次の日には忘れているの。コッコ頭はパニックのせい?

    0
    2010年05月04日

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんの本は最近よく読んでいますが、エッセイが読みやすいです。
    「ゆっくりさよならをとなえる」「大好きな本」「あるようなないような」「なんとなくな日々」に続いて5冊目のエッセイになります。
    1編が3,4ページと短くて50編ほど収められています。

    場所についての言及をこれまで避けていたの

    0
    2009年10月04日

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