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Posted by ブクログ 2021年03月29日
1964年の角川新書を再編集したもの。民俗写真家の芳賀日出男氏が1960~63年に撮影・取材した各地の祭礼や年中行事が、18件紹介されている。徳島県の山村に残る傀儡師(漂泊の人形遣い)の集落を取材した冒頭の「初春の傀儡師」に驚き、それ以降も一気に読み進めてしまった。
傀儡師のように間もなく姿を消し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月24日
この本が出版されたのが1964年。60年前ですら忘れられかけている風習について取材しているが、今も残ってるのだろうか。残っていても形骸化してるのではなかろうか。現代人の弱点で、理由を知りたくなる。何を祀るのか?なぜ祀るのか?なぜこのような形態になったのか?
雪祭りのかまくらが水神様を祀るためのもので...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月02日
写真とその説明が丁寧にされているのでとても読みやすい。冒頭に簡単な地図もあるので、それをもとに自分の日本地図に書き込みをしていつかここに行こう、なんて考えたりしながら読み進める。
村それぞれにしきたりがあって、田舎の祭りでも時代と共に変遷がある。
伝統が続くお祭は本当にそこに神様が降りてくるお祭なの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月20日
・芳賀日出男「神さまたちの季節」(角川文庫)は「著者が昭和三十五年から三十八年にかけて足にまかせて自由に見てあるいたものである。」(「はじめに」3頁)私にはまづこれが有難くもまた嬉しい。東京五輪が昭和三十九年であつた。その直前の各地のおまつりの姿が見られるのである。今となつてはかういふのは珍しいであ...続きを読む
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