秘境旅行

秘境旅行

1,276円 (税込)

6pt

4.3

民俗写真の第一人者、芳賀日出男が若き日に記した貴重な旅行記。北は納沙布から南は久高島まで、全16か所の写真とフィールドノートから、氏ならではの被写体への誠意と並々ならぬ愛情が見えてくる――。

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秘境旅行 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    1148

    芳賀 日出男
    (はが ひでお、1921年9月10日 - 2022年11月12日)は、日本の写真家、民俗研究家。
    関東州大連生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。日本・世界の祭り・民族・民俗芸能の写真取材を行った。 1973年、全日本郷土芸能協会を設立[1]。 1985年、株式会社芳賀ライブラリ

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    昭和30年代の全国各地の民族行事を記録した貴重な記録。写真家でありルポライターの筆者の目が捉えた多くの行事はおそらく今では廃れたことだろう。

    昭和30年代の日本の集落の風習を記録したルポルタージュ。何よりも写真が素晴らしい。良くぞこのような書籍を残してくれたものである。また復刊した角川ソフィア文庫

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    2020年06月16日

    Posted by ブクログ

    宮本常一に学んだ写真家のフォト・ルポルタージュ。1962年に秋元書房の「トラベル・シリーズ」という新書から刊行されたものを再編集の上、文庫化した貴重な一冊。北海道ノサップ岬から沖縄県久高島まで17か所が収録されている。

    「秘境」というタイトルから分かるように、当時としても決して普遍的な光景ではなか

    0
    2020年06月06日

    Posted by ブクログ

    作者が各地を訪れた昭和初期の当時でさえ廃れ始めていた、今ではおそらく幻に近い民族行事や風習が描かれた貴重な一作。

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    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    写真家である芳賀日出男氏の紀行文集。
    本書自体は、2020年1月の発行であるが、元になっているのは、1962年(昭和37年)に発行されたものである。筆者は、本書の中で、昭和30年の初めから10年間かけて2000日間の撮影旅行に明け暮れたと書いている。全国津々浦々に深く入り込んで撮影し、記録をした紀行

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    2021年07月15日

    Posted by ブクログ

    民族写真家が、昭和30年のはじめから10年間掛けて2千日間撮影旅行に明け暮れたその記録。戦後の日本各地の人々の暮らしや民族行事が紹介されており、当然ながら写真か素晴らしい。網走オロッコ族、恐山、舳倉島(海女さんの楽園)、甑島、沖永良部島、四国のさいはて石垣の村外泊(私の故郷に近く、出身の友だちもいま

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    2020年09月15日

    Posted by ブクログ

    昭和三十年代に、各地にかろうじて残る古俗を蒐集した旅の記録。

    北海道 ノサップ
    三月、氷を割く黒潮によって春が運ばれる。
    国境のまち歯舞町。漁村の今昔。近代化が押し寄せる。

    北海道 網走
    北方ツングース族の支族であるオロッコ(ウィルタ)族、ギリヤーク(ニブフ)族。ソ連領樺太のオタスの森から、土地

    0
    2020年09月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和30年代の日本各地を写真に収めた記録集。農村史でもあり、農業史でもあると思った。
    北海道から沖縄まで、民俗行事や民間信仰の豊かさに興味が尽きない。本書で紹介された各地が現在どうなっているのか、つい調べてしまった。意外にも存続している行事が多いけれど、たぶんイベント化しているんだろうなあ。
    震災後

    0
    2022年01月20日

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