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先の見えない世界で、光を照らす場所がある Twitterで話題を読んだ「制服ぬすまれた」の作者・衿沢世衣子が贈る ミステリック・オムニバスが登場! 生と死の狭間に立つコンビニエンスストア。 その明かりに引き寄せられる人々が最後に買い求めるものは何なのか。 そして、そこで働く青年二人の秘密とは――
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真夜中のジリジリとした手触りが伝わってくるようだった。コンビニという場所が境界線の役割を担っているという不思議な世界観。表紙がとても好きだ。
Posted by ブクログ
生の死の間にあるコンビニエンスストアで起こる出来事と従業員たちのお話。SFの趣がある、不思議で少し優しい素敵な短編集だった。 コンビニって不思議な場所だ。 身近にあって、誰にでも等しく、無機質さを持ちながらも、ずっと私たちを受け入れてくれている。 特に夜、眠れなくて何か食べたくなった時、誰かに会...続きを読むいたくなった時、迎え入れてくれるのはコンビニだ。 そんな、コンビニの誰にでも等しい無慈悲さと包容力みたいなものが感じられる雰囲気が良かった。 村田沙耶香さんの「コンビニ人間」と共にコンビニの書籍コーナーにそっと置いておいてほしい作品だなと思う。
三途の川と思しき場所に存在するコンビニを舞台にしたオムニバス。 コンビニを訪れるのは生と死の間をさまよっている人と人ではない者。店長とバイトの1人は人ではなく、もう1人のバイトは死ぬ直前に店長と契約して人と魔の間になった人間。 コンビニを訪れる様々な人や魔とのエピソードを一話完結で描く。 エピソード...続きを読む3のバイトのコクラ君の話が気に入った。 もし続編が出るならば本屋さんのほうの話も読みたい。 遠藤淑子先生の作品が好きな人は気に入りそう。
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