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Posted by ブクログ 2021年03月12日
舞台は江戸初期。主役は小烏神社の宮司、竜晴。陰陽師の家系である賀茂一族の生まれだ。クールな竜晴と対照的に、友人で医者の泰山は人情派。最初は夢枕獏「陰陽師」のような感じかな?と思ったけど、それほどのコンビ感はなかった。でも付喪神が二柱でてきて、彼らが良い味を出していて楽しい。江戸鎮護に係わっていた歴史...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月26日
読みやすくて、ぐいぐい引き込まれて、一気に読んでしまった。
陰陽師の血を引く宮司、人の良い医者、本体が行方不明で記憶を失っている付喪神、登場人物が魅力的で、これからきっと、どんどん人物像が深まっていって、面白くなっていくに違いないと期待させてくれる本だった。
この本は、薬種問屋一家の事件の話で、兄弟...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月17日
小烏神社の宮司・竜晴は風水や陰陽道にも通じていた。ある日寛永寺の大僧正に呼び出された。不忍池近くに身元不明の男の首が埋められているのが発見された。その男の正体、そしてどういう経緯でそこに埋められたのか内密に調べてほしいと頼まれる。
遺体の身元は薬種問屋の長男であると判明した。彼が殺されたと思われる...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月11日
小烏神社奇譚 シリーズ1
江戸、上野の奥まった場所にある、小烏神社の若き宮司・賀茂竜晴は、整った顔立ちゆえに、少し冷たく見える。
小烏神社の庭に、2年前から薬草を育てている、醫者で本草學者の立花泰山が、唯一の友達であるが、陰陽師の血を引く、竜晴には「抜丸」と「小烏丸」という付喪神が二柱いる。
白蛇...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月16日
タイトルの弟切草、漢字で書くと何とも意味深で怖い。
その由来はというと、鷹の傷に効くというこの植物のことを秘密にしていた鷹匠だがその弟が他人に明かしてしまったために鷹匠に切られて殺されたという。葉に散った無数の黒い点はその時の弟の血飛沫だとか。
…という禍々しい由来の植物をタイトルにしてあるが、作品...続きを読む
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