守教(上)(新潮文庫)

守教(上)(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

4.5

九州の筑後領高橋村。この小さな村の大庄屋と百姓たちは、キリスト教の信仰を守るため命を捧げた。戦国期から明治まで三百年。実りの秋も雪の日も、祈り信じ教えに涙する日々。「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するのと同じ」イエズスの言葉は村人の胸に沁み通り、恩寵となり、生きる力となった。宣教師たちは諸国を歩き、信仰は広がると思われたが、信長の横死を機に逆風が吹き始める。

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  • 守教(上)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    九州の筑後領高橋村。この小さな村の大庄屋と百姓たちは、キリスト教の信仰を守るため命を捧げた。戦国期から明治まで三百年。実りの秋も雪の日も、祈り信じ教えに涙する日々。「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するのと同じ」イエズスの言葉は村人の胸に沁み通り、恩寵となり、生きる力となった。宣教師たちは諸国を歩き、信仰は広がると思われたが、信長の横死を機に逆風が吹き始める。
  • 守教(下)(新潮文庫)
    880円 (税込)
    禁教の嵐が日本を襲った。苛烈を極めた拷問、眼前で行われる磔刑。村々を束ねる大庄屋は懊悩する。棄教か殉教か。隠れることは正しいのか。「人間には命より大切なものがあるとです」一人の男が決断した殉教、あふれてやまぬ涙。信仰とは、救済とは……。江戸時代を通じて、ひっそりと潜教し続けた福岡県「今村信徒」の慟哭の歴史を、真率に描きぬいた感動の巨編。吉川英治文学賞他受賞作品。(解説・縄田一男)

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守教(上)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月08日

    旅行で長崎に訪れた際に、かくれキリシタンに興味を持ち、この守教に出会いました。
    この本は、かくれキリシタンの概要を述べることに留まらず、「かくれ」ることになった経緯・歴史、それを取り巻く人々の習慣・知恵・苦悩、そしてそれが先祖から子孫へと受け継がれていく様が描かれています。
    非常に生々しく、重たい場...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月22日

    神道と仏教の国にやってきたキリスト教。神も仏も多数、全ての存在にそれぞれの神が在る。対するキリスト教は父である神と子であるキリストと聖霊の三位一体、神は唯一の信仰の対象。
    この違いを受け入れる下地は何だったのだろう。特に百姓の暮らしは辛いものがあり、変化を求める思いがあったかもしれない。更に、布教に...続きを読む

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