ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
「知識ではなく、見識を磨け」。株式会社ブリヂストン課長時代に、当時、日本最大の外資企業買収に「社長参謀」として貢献。その後、14万人のトップを務めた元CEOは「誰」の意見に耳を傾けたのか? 生々しい実体験をもとに教える超実践的「参謀学」。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
・参謀:組織運営などの問題で判断に迷ったり、困難に直面したりしたときに、意見を聞きたくなる、頼りにしたくなる人材 ・自分の頭で考えて、「私はこう思う」と主張すれば、応援してくれる人もいる ・会社はもともと感情的な結びつきをベースに集まった集団ではないのですから、そのような場所で「愛称」の問題を持ち出...続きを読むすこと自体がふさわしくない。それよりも、目的達成に集中すべきなのです。 ・手柄を上司にあげるのは効率の良い投資である。このような投資をしておけば、自分がやるよりも彼に任せておいた方が楽だと考えるようになる ・能力の低い上司の下につくのはチャンス。隙だらけでサポートし放題。 ・自己顕示欲とは、承認欲求の表れであり、承認欲求とは、自分に自信がないから生ずるものです。そのことを自覚するならば、自己アピールという日知性的な言動は慎むようになるはずです。それよりも、上司を「機能」させ、職場を「機能」させ、組織として最大の仕事を成し遂げることに集中する ・「悪い報告・相談」を受けたときには、ネガティブな反応は絶対にしない。とにかくフラットな気持ちで「悪い報告・相談」に向き合い、会社にとってベストの解決策を現場とともに考えるスタンスを徹底した ・現場にすれば、本社に何かを求めるのは、非常に心理的ハードルが高いものです。本社サイドから提案をすることで、経営と現場の間に「信頼感」が生まれる。本社が現場のお手伝いをさせていただくというのが正しい認識。 ・「自己利益」を度外視してモノを考えられるかどうかが決定的に重要。「全体最適を図る」とは、「会社はどうあるべきか」という理想像・未来像を実現するために、「部分最適」を超えて、創造的に社内のリソースの配分を考えることにほかなりません。つまり、参謀に求められる根本的な資質は「調整力」ではなく、「会社のあるべき姿」を描くビジョンを形成する力であり、そのビジョンを実現するための「創造力」なのです。 ・会社に貢献するという前提のもと、自分が「面白い」と思うことをやってみるのが正解 ・自らが思い描いた「理想」や「ビジョン」を実現しようとチャレンジするからこそ、仕事は面白くなる ・上司にハンコを押してもらえれば、その時点で無罪確定 ・どんな状況であっても「原理原則」を死守する。この営みを真摯に続けることが「正しい思考」を働かせる基本中の基本 ・戦略とは、現状とは非連続なものでなければならず、もっと言えば、現状否定の要素が必ず含まれているということ。このような性格を持つ「戦略」は、現状を少しずつ改善していく現場から反発や抵抗を受けるのはやむを得ないことです ・「人間関係は悪いのが普通」と達観する ・上席のものに対して、事実を曲げずにストレートにものをいうことができたのは上昇志向がなかったから
上司に恵まれていないときは、救われたくて無能な上司がいかに組織を殺すかについての本を読みがち。自分が救われたいから.でも本当によむべきはこれかもしれない。 以下、抜粋 能力はいつも無理やり広げられる 上司の脳と同期する リーダーの仕事は意思決定。それを最大限サポートするには参謀が意思決定に必要な材...続きを読む料を全て揃えて提示する必要がある リーダーの後ろをくっついていくフォロワーでは参謀役を務めることはできない gemeinschaft,geselschaft 188自分や自部署の利益を離れて思考できるか なぜ?と考え続けられる人だけが参謀へと成長する 参謀はメッセンジャーボーイではない 自分の言葉で語るから、相手は納得してくれる 219社長になったときに信頼したのは、意思決定をしのごの言わずに受け入れる人物ではなく、自分が腹落ちするまで心を確認する人物だった。自分の言葉で語ろうとする人 226参謀が原理原則を軸に思考することにより、上司にしかるべき進言をすることこそが上司を守ることであり、組織を守ること
仕事に臨む心構えとして大変学びになりました。 参謀=no.2 として書かれていますが組織に属する人なら、誰においても大切な考え方だと感じました。 ・上司を人ではなく機関と捉える。 ・リーダーとは別の自立性を持つ。 ・原理原則を思考の軸とする。 この辺りの考え方は大変学びが多かったです。 属する...続きを読む部署を最大限機能させるために上司を機関と捉える。(好き嫌いで仕事をせず合目的的に行う)部署を会社に置き換えても同じ。 自分の意見を持つことの重要性もかなり納得しました。 また私は出世に関する考え方も好きでした。 出世欲はあって当たり前なのですが、出世欲の大小で出世は決まらず、目の前のことをきちんとこなした結果の出世、この順番は分かっているようで忘れがちな重要な考え方だと改めて気がつきました。
美術が好きで、引っ込み思案なおとなしい大学生が、社長の参謀に。 そして、本社社長に。 働くことの本当に意味がわかった気がしました。 就活中の長男への誕生日プレゼントに贈る前に、自分も読みました。 長男の就活を見てて「欲がないなあ」と思っていましたが、 これを読むと、「それでもいいかも」と思えるよう...続きを読むになりました。 給料が高い仕事がいいとか、出世したいとか、 普通に皆さん思っていることでしょうが、 本当に大切なことが書いてあります。 また、企業で働く人ばかりでなく、全ての人間関係において、とても役立つ言葉が散りばめられています。 正直、もっと早くに読んでいたらよかったと思います。 文体も柔らかく、ビジネスの専門知識がなくても、きちんと腹落ちする内容です。
めちゃくちゃよかった。社長秘書を経由して社長になった方による、いわゆるNo.2としての心構えを中心に書かれています。 No.2としても、参謀を必要とする社長としての観点があるために納得感が大きい。この方のもう一つの本も読んでみようと思った。 計画立案ばかりするいめーじがあるかど、もう一つの大事な要...続きを読む素、とにかく実行をサポートすることに重きを置きたい。読み直そうと思う。
社長や経営幹部の政策秘書をやることになった人には必読の書と思える。それだけでなく、多くのマネジャーにとって、リーダーシップとは何かを考えるきっかけにもなる。単なるメッセンジャーではなく、社長の考えを腹落ちして理解し、社長よりも先回りして考え、現場との調整を率先して行うことの大切さが語られている。現場...続きを読むの苦悩が体感できていないとダメだということがヒシヒシと伝わる。本社スタッフと現場のと距離感、コンサルタントに任せきりだとダメ、原理原則、会社に貢献するという考えのもと自分が面白いと思うことをやる、上昇志向だけだと持たないなど、学ぶべきポイントがたくさんある。
現場からトップまで経験された著者ならではの、人間性重視でストレートなメッセージ。自分よがりに考えてしまっていた考え方を見直す機会にもなりました。読んでよかった。企業の中堅社員におすすめします。
いろんな方の「懐刀」として働くことを意識して働いてきた中で、気になって手に取ってみた1冊。参謀から社長へ、どちらの立場も経験したからこそ見えたことやわかったことを読みやすい文章で伝えてくれて、とても参考になる1冊でした。特に人間関係の割り切りの最後の部分と、上司のメンツをつぶす部下の話は考え方の引き...続きを読む出しに入っていない人もいたなと思う内容で、昔の自分に伝えてあげたい気もしました。もっといい動きのできる参謀としてレベルアップしていけたらと思います。
主に秘書課長と社長としての経験を踏まえての参謀論。思考ツールではなく、いかにあるべきか論。似たような業務に携わったことから心を震わせるものがあった。 地位が上がると優れた人間だと自分を思ってしまうこともあるが、出世はいい加減でたまたまそうなっただけ。リーダーがそうならないようにするのも参謀の務め。リ...続きを読むーダーと自らの脳を同期させ、いつも先回りをして意思決定に必要な材料をすべて揃えて提示する。リーダーの意思決定のために環境を整える。リーダーとの人間関係が悪くとも、ネガティヴ感情を抑えて合目的的に業務に当たる。空気に惑わされず自分の頭で考える自律性の重要さ。自己顕示欲は自信のなさの現れ、手柄は上司に与えてしまえ。順調にトラブルは起きると考え、冷静に解決策を考えて速く実行する。現場からのトラブルの報告が自然に集まるのが良い参謀。上司に逃げ道を与えるのではなく、緊張感を与える好敵手とみなされるべし。現場と真摯に向き合うことが正しい思考の出発点。議論に勝つことは相手の反感を買い、参謀にとって敗北。論理の力を使わずに現場の人々を動かすよう信頼というインフラを築く。利益を出しているのは現場、参謀は一円たりとも稼いでおらず、現場に食べさせてもらっているという意識。トップとビジョンを共有し、自部署の利益でなく全体最適を考える。実行力を磨くため、頭でっかちなだけの人間にならないよう目の前の仕事で理想やビジョンを描いて周囲の人を巻き込んで実現する経験を積み重ねることが重要。原理原則を日々考え抜いて思考の軸、思考の尺度とすることが正しい思考を働かせる基本となる。原理原則という制約があるから逆に思考は自由になるし、問題を設定しやすくなる。人間関係は悪いのが普通と達観し、淡々と合目的的に仕事をやり抜く。上昇志向は原動力にしてはならない、社長になったからってどうってことはない。自然体で面白いと思うことを追求するほうがよっぽどいい。
“部下”ではなく、”参謀”としてリーダーから頼られる存在になるためのマインドセットが記してあります。経営と現場の繋ぎ手として振る舞うための方法が5章に分けられ、2時間あればサッと読めてしまいます。上司を人ではなく、機関として見る、と言うフレーズが印象深い。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
参謀の思考法
新刊情報をお知らせします。
荒川詔四
フォロー機能について
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
優れたリーダーはみな小心者である。
「荒川詔四」のこれもおすすめ一覧へ
▲参謀の思考法―――トップに信頼されるプロフェッショナルの条件 ページトップヘ