マレー鉄道の謎

マレー鉄道の謎

990円 (税込)

4pt

旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、〈国名シリーズ〉第6弾。

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マレー鉄道の謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月18日

    「有栖川有栖」の長篇ミステリ小説『マレー鉄道の謎』を読みました。

    気にはなっていたけど、読んだことのない「有栖川有栖」作品… 期待して読みました。

    -----story-------------
    マレー半島を訪れた推理作家「有栖川有栖」と臨床犯罪学者「火村英生」を待ち受ける「目張り密室」殺人事件...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月03日

    国名シリーズで短編が続いていたので、長編嬉しい!
    今回は海外旅行先での事件。
    帰国のタイムリミットが迫る中で、殺人事件が次々と起こる。

    海外と言うことで言葉の壁(アリスの英語力)がちゃんと表現出来てるのも面白かった。
    旅行目的の友人である大龍もすごく良い人で好感が持てる。
    火村&アリスの掛け合いも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月05日

    再読。内容はすっかり忘れていたので真っ新な気持ちで読めた。なんといってもやっぱり面白かった!事件の鍵を握る目張りされた密室の謎は解けてみるとわりとあっさりしたものだったが、その後に続く犯人と火村のやり取り、そして終盤の全ての種明かし。最初の方は少しだれそうになりはしたものの最後の怒涛の展開で緩急があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    トリック等に目新しさはないものの、久々の長編である。このシリーズのいつもの短編に比べ、人物等がより細かく描写され、伏線になっていたりもするので短編では味わえない面白さがある。

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    Posted by ブクログ 2022年12月26日

    海外旅行なので、有栖の英語力で、聞き取れない相手の会話などがリアルで良かった。トリック自体は他の作品と比べてそうでもなかったが、様々な登場人物の思惑が絶妙に絡み合っていて、最後まで驚きがあった。

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    Posted by ブクログ 2022年09月09日

    国名シリーズはロシア紅茶の謎から始まり、これが6作目。長編でマレー鉄道の事故から始まる。
    舞台はキャメロンハイランドへ。私が訪れた時も長閑な紅茶畑のある避暑地のイメージだった。確かジムシンプトンが行方不明になった場所だったような記憶がある。(この作品にも少し触れていた)

    そのキャメロンハイランドで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月24日

    分厚さに少し慄きはしたものの、中だるみすることなく読んだ。寝落ちしまくって十日間くらいかかったけど。
    アリスと火村の掛け合いのファンとしては、最初から最後まで余すことなくたっぷりと見れてうれしかった。あと、アリス視点だからこそできる斬新な表現には笑っちゃった。
    ここまで聞き取れるなら相当英語は話せる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月06日

    異国の地で起きる殺人。ミステリの王道密室殺人。カーの鮮やかな密室とエラリーの鮮やかな推理を混ぜ合わせたような作品だった。火村・アリスコンビはやはり面白い。

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    Posted by ブクログ 2021年10月14日

    火村&アリスシリーズ、やはり長篇が面白い!
    学生時代の友人・大龍も登場し、本篇とは別の3人の思い出話も楽しい。

    3分の2を過ぎた位から、物語が加速していき最後まで気を抜けない展開に…‼︎旅行に行けない今、秘境のリゾートを味わえたのも良かった。

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    Posted by ブクログ 2021年04月08日

    久々、アリスと火村先生の長編!

    なぜかマレー鉄道、タイが舞台で、
    アリスが英語があまりできない設定なので、
    翻訳されていない部分があり、
    さらに事件が起きるまではダラダラと旅行記が続くで、
    最初はイライラするかも。

    最終的には、英語が堪能でないアリスが
    重要な役割を果たす場面があって、
    このため...続きを読む

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