壁抜け男の謎

壁抜け男の謎

682円 (税込)

3pt

富豪の屋敷から名画が盗まれた。しかし屋敷内に作られた迷路の中に絵を残し、犯人だけが消失した!? (「壁抜け男の謎」)小説家に監禁された評論家。かつては酷評していたが、最近は誉めていたのに。なぜこんなことを? (「屈辱のかたち」)犯人当て小説から、敬愛する作家へのオマージュ、近未来小説、官能的な物語まで。色彩感豊かな「16」の物語が貴方を待つ。有栖川有栖の魅力を満載した、傑作作品集!

...続きを読む

壁抜け男の謎 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても多彩な短編集です。
    まだこんなにも引き出しがあるのかと思うと、ファンには嬉しい1冊。
    短編集の魅力を存分に堪能出来ました。

    ミステリ作品はもちろん楽しく、その中で恋愛物も多い作者ですが、官能的な作品はあまり見かけないので「恋人」は新鮮です。

    0
    2012年07月20日

    Posted by ブクログ

    これが同じ人物が書いた作品なのかなと、思ってしまった。ページを捲るごとに違った世界が楽しめてしまった。
    本を読むって本当に凄いや。
    一冊でたくさんの世界を魅せていただけて、作者である先生に感謝。

    0
    2011年05月01日

    Posted by ブクログ

    面白かったぁー

    短編でいろんなストーリーと毛色のあまりにも違うストーリーのオンパレードで、パッケージミステリーという感じ。

    恋愛系、殺人系、オカルト系、後味悪い系、近未来系、ファンタジー系のミステリーパック!

    これは面白い。楽しめます。

    いろんなお話すぎて、毎回最初の1ページで少し戸惑う。笑

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    短編集。どの作品もミステリらしい趣向が散りばめられており短い小説ばかりながらどれも面白く読めた。「猛虎館の惨劇」は有栖川先生の猛虎魂が見れて笑えた。個人的に好みなのは「キンダイチ先生の推理」「Cの妄想」「迷宮書房」「怪物画趣味」かな。

    0
    2019年10月05日

    Posted by ブクログ

    盛りだくさん!
    こういうのを盛りだくさんと言うのだろう。
    統一性が無いのが逆に良い。
    あとがきでもう一度たどったが、初出、依頼された経由などもさまざまで、面白話やパロディなどが多い理由もうなずけた。
    最近は、真面目というか、平坦な感じのアンソロジーや短編集が多い気がする。
    叩き気質のネット社会のせい

    0
    2017年03月25日

    Posted by ブクログ

    16篇の短編集。
    有栖川有栖はアリスシリーズも好きだけど、短編も結構良いのです。
    あっさりとしてて、でもそこはかとなくぞわっとする。
    SFっぽいのやら、ファンタジーのようなものやら、
    ミステリじゃないのもあるけれども、楽しめる一冊。

    『屈辱のかたち』『ざっくらばん』が好き。
    『恋人』は

    0
    2013年12月03日

    Posted by ブクログ

    「ジュリエットの悲鳴」以来2冊目のノンシリーズ短編集。テーマは雑多で、名前がA、B、Cであるものや、ちょっとSFっぽいもの、官能小説まで。官能小説に関するあとがきの言葉にぐっときた。

    0
    2013年08月31日

    Posted by ブクログ

    ミステリあり、オマージュあり、ホラーあり・・・と、どれも個性的な短編ばかりですが、私は『ジージーと日々』が一番好きです。こういう話に凄く弱いので、最後に思わず涙が。

    0
    2012年07月09日

    Posted by ブクログ

    「壁抜け男の謎」
    有栖川有栖氏による異なるテーマに基づいた短編全16編収録です。どうやらこのような異なるテーマを集める短編集はなかなか珍しいというか出版されないようです。


    ・ガラスの檻の殺人


    ・壁抜け男の謎


    ・下り「あさかぜ」


    ・キンダイチ先生の推理


    ・彼方にて


    ・ミタテサツ

    0
    2012年04月13日

    Posted by ブクログ

    全部事件とか推理だとかを扱った短編集なのかと思ったら、刑事や探偵とはまるで無関係な話も含まれていて統一感のない短編集だった。
    事件性のない物語の中では「ジージーとの日々」と「恋人」がすごく好みだった。

    0
    2012年02月19日

壁抜け男の謎 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

有栖川有栖 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す