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富豪の屋敷から名画が盗まれた。しかし屋敷内に作られた迷路の中に絵を残し、犯人だけが消失した!? (「壁抜け男の謎」)小説家に監禁された評論家。かつては酷評していたが、最近は誉めていたのに。なぜこんなことを? (「屈辱のかたち」)犯人当て小説から、敬愛する作家へのオマージュ、近未来小説、官能的な物語まで。色彩感豊かな「16」の物語が貴方を待つ。有栖川有栖の魅力を満載した、傑作作品集!
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Posted by ブクログ
とても多彩な短編集です。 まだこんなにも引き出しがあるのかと思うと、ファンには嬉しい1冊。 短編集の魅力を存分に堪能出来ました。 ミステリ作品はもちろん楽しく、その中で恋愛物も多い作者ですが、官能的な作品はあまり見かけないので「恋人」は新鮮です。
これが同じ人物が書いた作品なのかなと、思ってしまった。ページを捲るごとに違った世界が楽しめてしまった。 本を読むって本当に凄いや。 一冊でたくさんの世界を魅せていただけて、作者である先生に感謝。
面白かったぁー 短編でいろんなストーリーと毛色のあまりにも違うストーリーのオンパレードで、パッケージミステリーという感じ。 恋愛系、殺人系、オカルト系、後味悪い系、近未来系、ファンタジー系のミステリーパック! これは面白い。楽しめます。 いろんなお話すぎて、毎回最初の1ページで少し戸惑う。笑...続きを読む笑 次はどんな設定!?っていう。 これは本初心者でもどれか一つはハマりそうなネタです!!!!!!!!
短編集。どの作品もミステリらしい趣向が散りばめられており短い小説ばかりながらどれも面白く読めた。「猛虎館の惨劇」は有栖川先生の猛虎魂が見れて笑えた。個人的に好みなのは「キンダイチ先生の推理」「Cの妄想」「迷宮書房」「怪物画趣味」かな。
盛りだくさん! こういうのを盛りだくさんと言うのだろう。 統一性が無いのが逆に良い。 あとがきでもう一度たどったが、初出、依頼された経由などもさまざまで、面白話やパロディなどが多い理由もうなずけた。 最近は、真面目というか、平坦な感じのアンソロジーや短編集が多い気がする。 叩き気質のネット社会のせい...続きを読むか…そういう時代になってしまったのだから仕方がないが。 『屈辱のかたち』…言われてみれば。当人にしか分からない。 『ざっくらばん』は、すっかり「ざっくばらん」だと思いこんで読んでいたため、「え?これ、別の意味があるの?オチは何?」と混乱したが、そういうことでした。 『怪物画趣味』ちょっと乙一っぽい。 『ジージーとの日々』ご本人は苦手とする分野のようなことを書いていたが、私は好きな話。 『恋人』有栖川さんは、山の中や湖の風景の描写が美しい。「スウェーデン館の謎」の冒頭も美しかった。 ガラスの檻の殺人/壁抜け男の謎/下り「あさかぜ」/キンダイチ先生の推理/彼方にて/ミタテサツジン/天国と地獄/ざっくらばん/屈辱のかたち/猛虎館の惨劇/Cの妄想/迷宮書房/怪物画趣味/ジージーとの日々/震度四の秘密/恋人
16篇の短編集。 有栖川有栖はアリスシリーズも好きだけど、短編も結構良いのです。 あっさりとしてて、でもそこはかとなくぞわっとする。 SFっぽいのやら、ファンタジーのようなものやら、 ミステリじゃないのもあるけれども、楽しめる一冊。 『屈辱のかたち』『ざっくらばん』が好き。 『恋人』は...続きを読む気持ち悪いけど好きだ。
「ジュリエットの悲鳴」以来2冊目のノンシリーズ短編集。テーマは雑多で、名前がA、B、Cであるものや、ちょっとSFっぽいもの、官能小説まで。官能小説に関するあとがきの言葉にぐっときた。
ミステリあり、オマージュあり、ホラーあり・・・と、どれも個性的な短編ばかりですが、私は『ジージーと日々』が一番好きです。こういう話に凄く弱いので、最後に思わず涙が。
「壁抜け男の謎」 有栖川有栖氏による異なるテーマに基づいた短編全16編収録です。どうやらこのような異なるテーマを集める短編集はなかなか珍しいというか出版されないようです。 ・ガラスの檻の殺人 ・壁抜け男の謎 ・下り「あさかぜ」 ・キンダイチ先生の推理 ・彼方にて ・ミタテサツ...続きを読むジン ・天国と地獄 ・ざっくらばん ・屈辱のかたち ・猛虎館の惨劇 ・Cの妄想 ・迷宮書房 ・怪物画趣味 ・ジージーとの日々 ・震度四の秘密 ・恋人 とにかくテーマが異なるので、短編を楽しめる短編集です。例えば、「ガラスの檻の殺人」と「壁抜け男の謎」は読者に謎解きを任せる形になっています。特に前者はかなりシンプルな出来になっています。また続く3編はオマージュ作品であったり、「ミタテサツジン」は横溝正史氏の「獄門島」を下敷きにしていたり、「屈辱のかたち」は評論家に向けたとてつもない憎悪が引き起こした復讐物であったりとまさに様々です。 しかし私としては「怪物画趣味」が印象的です。怪物と趣味が上手く結びついていて、さらにSF要素も感じました。また「震度四の秘密」はこれは短編なのか?と読むと驚くと思います。 私は有栖川氏の作品を初めて読みました。思えば東川氏の作品の解説を読んでから、この人は男性か女性かと思い、調べたことがきっかけです。そして分かった小説教室w、何か興味が出ます。 とても読みやすい作品が詰まっています。これは長編でも読みやすそうです。
全部事件とか推理だとかを扱った短編集なのかと思ったら、刑事や探偵とはまるで無関係な話も含まれていて統一感のない短編集だった。 事件性のない物語の中では「ジージーとの日々」と「恋人」がすごく好みだった。
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