風待ちの四傑 くらまし屋稼業
  • 最新刊

風待ちの四傑 くらまし屋稼業

880円 (税込)

4pt

霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれ、裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服問屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた──。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎、そして今一人……、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた超弩級の戦い。興奮と感動必至。直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。

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くらまし屋稼業 のシリーズ作品

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1~8件目 / 8件
  • くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。親分の信頼も篤いふたりが、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃げることに。だが、丑蔵が放った刺客たちに追い詰められ、ふたりは高輪の大親分・禄兵衛の元に決死の思いで逃げ込んだ。禄兵衛は、銭さえ払えば必ず逃がしてくれる男を紹介すると言うが──涙あり、笑いあり、手に汗を握るシーンあり、大きく深い感動ありのノンストップエンターテインメント時代小説、ここに開幕!(解説 吉田伸子)
  • 春はまだか くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが……ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、疾風怒濤のエンターテインメント時代小説、第二弾!
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    八朔の日、亥の刻。芝湊町の土蔵に、見知らぬ者の文で呼び出された男たちが、密かに集まってきた。骨董商の仁吉、役者の銀蔵、寄木細工職人の和太郎、浪人の右近、板前の壱助。文の差出人は果たして誰なのか?五人が呼び出された真の理由とは?一方、虚の一味、初谷男吏と榊惣一郎は仕事をしくじり、高尾山から江戸市中に戻ってきた。めくるめく展開に一瞬も目が離せない。まさかのラストに、驚愕すること間違いなし。最強の決闘あり、ミステリーあり、人情あり……無敵のエンターテインメント時代小説、熱望の書き下ろし第四弾。
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業
    726円 (税込)
    「一日だけ、儂を晦まして欲しい」――飴売りの仕事を終え、日本橋の波積屋で鮃の昆布締めと肝を肴に一杯やっていた平九郎の元に、口入れ屋の坊次郎が訪ねてきた。幕府御庭番の曽和一鉄という男が、くらまし屋に仕事を依頼したいと話を持ちこんできたという。なんと依頼主は、老中松平武元――。虚、御庭番、道中奉行……次々とすご腕の遣い手が現れる中、くらまし屋は、殿さまの命をかけた想いをかなえることができるのか!?続々重版の大人気シリーズ第五弾、益々絶好調。
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業
    726円 (税込)
    三郎太、蘭次郎、幸四郎、林右衛門の四人は大旗本の次男、いわゆる部屋住みの身分で、半分無頼の悪仲間であった。ある晩、酒場で盛り上がった帰り道、三郎太が何者かに腹部を深々と刺され、首を掻き切られて殺された。彼は、一刀流の皆伝で剣の達人。いったい誰が、何の目的で!? 自らも狙われるかもしれないと怯えた蘭次郎たちは、各々身を守るために、裏の道を頼るが……。裏稼業の必殺仕事人たちが、己の掟に従い、命を賭けて戦う。続々重版の大人気シリーズ、熱望の第六弾。
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業
    748円 (税込)
    「葉月十二日、巳の刻。湯島天神内宮地芝居の舞台に、瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」――濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、驚きのあまり絶句した。希代の女形であった菊之丞は、吉次の義父で、五年前すでに亡くなっていた。そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ……。赤也の隠されたもうひとつの人生に渦まく陰謀。平九郎たちが仲間のため命を賭して闘う天下無敵の時代エンターテインメント。三十万部突破の書き下ろし大人気シリーズ、第七弾。
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業
    880円 (税込)
    霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれ、裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服問屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた──。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎、そして今一人……、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた超弩級の戦い。興奮と感動必至。直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。

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風待ちの四傑 くらまし屋稼業 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シリーズ9作目で、ようやく最新作に追いついた。今回もすごい。バトルの連続は今まで以上。そして北の国の惣一郎と初音に大きな動きが。迅十郎と九鬼の対決も見逃せない。1作目の印象と全然変わってきたけど、たまらん!

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    「くらまし屋稼業」の8冊目。ここでようやく追いついた。
    今回は呉服問屋の大店「越後屋」で働いていた比奈という女性を晦ますお話。

    この比奈を甲州のとある村まで逃がすという道行きで、どうやって晦ますかというシリーズ最初の頃にあった趣向が薄くなったのは淋しいが、代わりに凄まじい活劇が次々と繰り広げられる

    0
    2023年07月16日

    Posted by ブクログ

    いや、面白かった!この人の本はこの前、塞王の盾を読んだんだけど、口は悪いがなんか作者の独りよがりの遊びをみているような気がしたものだけど、この本はテンポといい設定といい、好みだったな。まぁ、言ってもブルース・リーの死亡遊戯に近いものはあるのだけれど。
    シリーズもののようでこれはもう八冊目?くらいなの

    0
    2023年04月05日

    Posted by ブクログ

    次が読みたくなりました!

    イクサガミと混同してしてしまい再読しました。
    改めて、次が読みたくなりました!!

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    面白い。圧倒的に。
    エンタメ、時代劇の王道。
    バトルシーンが多いにも関わらず、または多いからこそ?、十二分に楽しめる。

    イクサガミ天の世界ともリンクが見えたり。
    これからも続きが気になる。

    しかし、ラスボスが平九郎の師匠になるのでは無いかという、嫌な予感が過った。

    0
    2023年02月17日

    Posted by ブクログ

    カッコイイ!

    「井蛙流奥義 戌神」に続いて2つ目の奥義開眼です!( ゚д゚ )クワッ!!
    技名も超絶カッコイイ!のですがそいつをレビューに書くってのはちぃと野暮ですぜ旦那(誰?)
    まぁ奥義は十二個あってそれぞれ干支の名を冠した技名になっていて、技そのものにも干支に因んだ特徴があるってことだけ教えて

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

     くらまし屋の平九郎に次々と襲いかかる凄腕の殺し屋たち、果たして平九郎は無事依頼人をくらますことができるのか、時代劇エンターテイメント第8弾。

     これまでよりもボリュームを感じさせる厚味の一冊、それもそのはず、暗黒街の殺し屋が次々と登場し、闘いが繰り広げられるのだから。

     この展開は、まさにアベ

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    少し前に司馬遼太郎作「風の武士」を読んで現在出版される歴史小説に大きな影響を与えている事に驚いたが、著作(このシリーズ)はその名作の良さを残しつつ
    物語り、活劇として進化を続けている。特にスリリングな戦闘の描写や、登場人物の玄人(プロ)としてのプライドに共感や感動、次作への期待も大きく膨らむ、「今村

    0
    2022年11月17日

    Posted by ブクログ

    物凄く面白かった。
    武の達人たちの戦いぶりに心躍るものがあった。
    中でも主人公の平九郎の戦に次ぐ激しい連戦ぶりには脱帽。
    本作は発売が延びに延びた作品なのだが待った甲斐があった。

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    昨日の敵は今日の友。ヒタヒタと追い詰めてくる敵が、手強い味方になった。
    いよいよ求める道が見つかるのか?

    0
    2023年05月13日

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