アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと

アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと

1,650円 (税込)

8pt

「デジタルはすでに『哲学』の一領域です。本書でぜひ『リベラルアーツ』としてのデジタルを学んでください」
山口 周氏推薦!

本書は、「ぼくたちがもっと自由に生きるにはどうすべきか」を考え抜くために書かれました。

かつて自由とは、所属する国家との関係性によって得られるものでした。
しかし、GAFAの権力が社会保障からベーシックインカムまでを担うかという、前代未聞の時代が来ようとしています。
そこでぼくたちの人生は、アルゴリズムに支配されるのか? それをもっと自由に生きるための「武器」にできるのか?


人類が直面するこの難問の答えは、「アルゴリズム フェアネス」という言葉のなかにあります。


本書で尾原氏は、AIがもたらす圧倒的に自由な世界を描きつつ、仮想通貨リブラ、GDPR、信用スコアなど最先端の潮流、そして「分散」に向かうインターネットの本質も踏まえ、そこでぼくたちの自由を増やすにはどうするか? そのために何ができるか? ということを、「アルゴリズム フェアネス」という言葉を補助線に読み解いていきます。

iモード、リクルート、楽天執行役員として日本のブラットフォームを、グーグルで世界のアルゴリズムを知り尽くした人間だからこそ書けた、渾身の一作。
断片的な情報と情報とがつながり、読後には目の前の世界がまったく違って見えてくる、まさに「『リベラルアーツ』としてのデジタル」の誕生です。

【目次】
序章 「アルゴリズム フェアネス」とは何か
第1章 AIが生み出すワクワクする新世界
第2章 国家を超えるプラットフォームの権力
第3章 「国というアルゴリズム」が選べる時代
第4章 ブロックチェーンと究極のフェアネス
第5章 自由を増やす「ハンマー」を手にしよう

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アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年06月29日

    全ての人にとって、真のフェアを実現させるためには、アルゴリズムを活用しながら、一人一人が特定のアルゴリズムに依存せず、自分がフェアと思うアルゴリズムを選択していくことが重要。

    ポイント
    ・人間をある方向に導くための4つの方法
     規範、法律、マーケット、アーキテクチャ
    ・ゲッペルスのラジオに相当する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月12日

    現在起こっている事象から歴史的な洞察、テクノロジーの観点など様々なポイントからGAFAMとの付き合い方の検討材料を提供してくれている。一企業が国家規模で大きくなり、世界的にサービス展開をしており、何をもって公平なのかを今後とも考えていきたい。

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    Posted by ブクログ 2020年02月11日

    アルゴリズムが支配する世界は、一見するとジョージ・オーウェルが「1984」で描いたディストピアのように思われるが、そこに「フェアネス」が保障されていれば、むしろ多くの人々がより幸福になれるユートピアになるだろう。
    たとえばあらゆる仕事はAIのアシスタントによってより効率化され、さらに多く稼ぐための手...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月07日

    GAFA等現代社会の仕組みについての解説

    知らない単語が多く歴史的背景等も盛り込まれていて情報量が少なくないが
    簡潔で文章が上手く、サラッと読み進めることができる

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    Posted by ブクログ 2021年11月22日

    少し前の本なので、知ってる話が多いかな~と思って読んでいたのですが、
    自分の知らないことや抜けていることもあって、とても参考になる本でした。

    ネット時代になって、国家がフェアネス(公平)のルールを決めていたのが、
    GAFAを始めとするネット企業が独自のフェアネスを決め始めたという本。

    一人一人の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月16日

    スラスラ読めます。第3章の
    ・中央集権で「不幸の最小化」を図る中国
    ・人間中心を根底に置くヨーロッパの自由観
    ・革命を含んでも自由を求めるアメリカ
    ・IT六国の最先端を走るエストニア
    の比較がわかりやすい。

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    Posted by ブクログ 2020年08月31日

    インターネットはもともと、軍事的な理由から分散型のコンピュータネットワークを作ろうとしたものであり、また、データベースを効率的に管理したい学者たちが作り上げたものでもある。その成り立ちからして、権力者による管理と、自由な民衆という二面性を持っている。

    本書は、国に管理されるだけでなく、GAFAに代...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    「アフターデジタル」で語ってもらったことと内容は一緒だ。
    もう少しかみ砕いて初心者でも分かりやすい形で言い直してもらったような感じ。
    それだけに正直物足りない部分も多かった。
    (「はじめに」で「自由」についての前振りはしているが)後半になっての「自由を得る」ための話は「なるほど。そういう考え方もある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月23日

    ユーザーはフェアネスを求めるから、GAFAなどの提供者のアルゴリズムは競争原理が働き、基本フェアになるという論調でした。
    掘り下げは技術的にも思想的にもかなり浅く、語られる事例も著者の他の本と重複するものが多い印象です。
    個人的には物足りないと感じましたし、知識をある程度持ってる人ならば物足りなく感...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月26日

    著者の本を他にも読んでいるので、そこまで新しい情報はなかった印象。最新の海外のIT事情は書いてある。
    ただ、初めてこの著者の本を読むと、考えることが大きいと思う。

    0

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