ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
これはエッセイ? ショート・ショート? それとも妄想という名の暴走? 翻訳家岸本佐知子の頭の中を覗いているかのような「エッセイ」と呼ぶにはあまりに奇妙で可笑しな物語たちは、毎日の変わらない日常を一瞬で、見たことのない不思議な場所に変えてしまいます。人気連載、待望の文庫化第二弾。今回も単行本未収録回を微妙に増量しました。イラストはクラフト・エヴィング商會。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
これは人。想像する力、書く力以前に、この人自体の生きていることが素晴らしいレベルの人。感じ方の稀有、オリジナリティは誰かに決して真似できない。武田百合子、佐野洋子などと並んで。 自身の稀有さを文章に変換していくときの滑らかさ、上手さを併せ持っているので、読んでよかった。存在を知ることができてよかった...続きを読むです。
相変わらず面白い岸本さんの世界。ちょっと抜けてて、幻想的で、びっくりするくらい昔のことを覚えていて、でも昨日のことは忘れてしまって。そして時々すぅっと背筋を冷たい指が撫でてゆく。
岸本佐知子さん:この人の思考回路は全くもって謎ですね。 スーパーコンピューター富岳を独占使用し、最新鋭のAIに解析させても予測不能に違いありません。 ごく普通な日常の一コマから、あれよあれよという間に異次元の世界に連れていかれてしまいます。 ひとつの話が終わる毎に「ばっかじゃないの!?」とか「そん...続きを読むなわけないでしょ!」とか「そもそも何の話題だったんだっけ?」と思ってしまう。 でも時々「あれっ!まともじゃん!」と、共感している自分に気付くのは、洗脳され岸本佐知子化されてきたのかも知れません♪ 中華料理のテーブルのあのくるくる廻る部分に乗りたい。 "あのタクシーの後を追って!"と言ってみたい。 皇帝ペンギンの後ろからそっとお腹に手を回してみたい。 と、誰もが思ったことがありそうな(?)事柄がきっかけなのに、実際に行ったら何が起きるかまでを詳細に描くことができる所がすごいですね。 「耳」の話は特に面白かった。耳かきが好きだという話から耳は変だという内容に変わっていくのだが、三浦しをんさんと一緒に語らせたら人間の耳っていったいどんな存在になるのだろうと思いました。
ねにもつタイプがあまりに面白かったので、この本を手に入れました。 なんだろう?とても面白い。電車の中でこみ上げる笑いを堪えるのに大変でした。 私は岸本佐知子さんのファンになってしまいました。 次は翻訳物を読んでみようと思います。
エッセイなのか?とにかく面白い。電車では読めず、1日の締め括りに、とんでもない妄想も含めて楽しませてもらいました。
とにかく作者の独特の感覚から繰り出される世界に一気に引き込まれてしまい、あっという間ににやついていたり、笑い声を立ててしまう自分に気づく。こういう本ばかりなら楽しいのだけれど。。。
ドスト本を読んで、久しぶりに著者のエッセイ集が読んでみたくなったもの。相変わらずの突拍子もなさで、いと面白き。
エッセイであろう、ということ以外、前情報が全くない状態で読み始めてしまったら・・・見事にツボッた。 これは1人で電車などでは読んではいけないヤツです。どうしても笑ってしまう。 出だしは何てことはない、些細な話なのに、徐々にスピードを上げて壮大なスケールの妄想の世界へ放り込まれて、気がついたら、その渦...続きを読むの中でグルングルンに翻弄されている感じ。そして突然ポイッと現実世界に引き戻されているのだ。 本当に体感したのか、夢の世界での話なのか、思い出が膨らみすぎたのか、物事を掘り下げすぎて深みにはまってしまったのか、はたまた妄想なのか、境界線の曖昧さが不思議な世界観を醸し出していると思う。 肩を震わせて笑いながら、まんまとその世界で泳がされてしまった。
岸本佐知子の妄想という名の暴走エッセイ第二弾 気楽に読めてクスッと笑える。 ホントに不思議な方です。 「やぼう」に爆笑しました\(//∇//)
「なんらかの事情」 岸本佐知子(著) 2016年 3/10 文庫第1刷発行 (株)筑摩書房 「ねにもつタイプ」の第2弾らしい… 岸本佐知子さんの翻訳がとても良い感じなので エッセイに手を出してしまったが… とても変な人だって事が良く分かりました。 依然として好きです。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
なんらかの事情
新刊情報をお知らせします。
岸本佐知子
フォロー機能について
「ちくま文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集
いちばんここに似合う人
エドウィン・マルハウス
気になる部分
最初の悪い男
サミュエル・ジョンソンが怒っている
十二月の十日
すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集
「岸本佐知子」のこれもおすすめ一覧へ
▲なんらかの事情 ページトップヘ