ロシアは今日も荒れ模様

ロシアは今日も荒れ模様

682円 (税込)

3pt

「ロシアとロシア人は退屈しない」――そう断言する著者は、同時通訳という仕事柄、彼の地を数限りなく訪れている。そして、知れば知るほど謎が深まるこの国は、書かずにはいられないほどの魅力に満ちあふれている。激動に揺れながら、過激さとズボラさ、天使と悪魔が、ともに棲む国を、鋭い筆致で暴き出す。ロシアの魅力と落とし穴がわかる。愛と笑いで本質を抉った、爆笑痛快エッセイ。

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ロシアは今日も荒れ模様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月15日

    通訳者ならではの洞察力の数々。TVやニュースで見聞きしてきたイメージとの違いに目から鱗。作者ならではのユーモアと毒舌で綴られているエッセイ。

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    Posted by ブクログ 2021年08月01日

    ロシア産以外のシャンパンは本場フランスのものでも「スパークリングワイン」と呼ぶというとんでもない法律がロシアでできた、それは原産地の名称保護の動きの一環でアルメニア産の酒に「コニャック」の名称を使わないとした影響かもという記事を読んで、アルメニアのコニャックの通訳譚を思い出して、本箱から掘り出して読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    ロシアの現状やロシア人の気質などについて様々なエピソードを交えながら紹介されている。
    傑作エッセイ。

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    Posted by ブクログ 2016年10月09日

    不可解なロシア人についてのエッセー。逞しさも、ウォトカに対する執着も、スケールの大きなことが好きなのも、楽しく読んでいけるのは、彼女のロシア人に対する愛情が根底にあるから。

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    Posted by ブクログ 2013年01月13日

    中国が不思議な国であるが、
    ロシアもやはりもっと不思議な国らしい。
    ロシアという国は、
    トルストイ、ツルゲーネフ、チェーホフ、
    ゴーリキー、ドストエフスキーなど、
    実に文学の分野では多彩な文化を創り出した。

    しかし、それ以降、ソビエトの文学は、
    まるで死に絶えたようである。
    その文化の残映の中で、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月19日

    80年代~90年代にかけての、「そりゃもう、荒れ放題でしょうよ!!(笑」としか言いようがないエピソードがいっぱいです。ニヤニヤ笑いたいときにどうぞ。

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    Posted by ブクログ 2012年07月28日

    ロシア。
    バックパッカーでこの国を訪れたという話はあまり聞かない。

    観光目的として、訪れるにはVIZAが必要で、更に滞在期間全行程のバウチャを提示しないといけないという。
    そんな行為、バックパッカーには到底無理というもの。

    しかし最近とても気になる。
    ので、ロシアとはなんぞやということで、まずは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月24日

    ブロードキャスターに出ているのを拝見して、「なんて印象的なお顔!」っと興味を持ち、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』 『魔女の1ダース』 『嘘つきアーニャの真赤な真実』 と読んで、大好きになった憧れの米原さん。先日の突然の訃報はビックリしたし、残念だった
    心からご冥福をお祈りします。

    ロシア語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月07日

    米原万里さんの本としては少々異色の本である。1990年代のロシア社会を鋭く分析している。何よりも著者の強みは、この時代のロシア最高権力者、ゴルバチョフとエリツインの通訳を何度も勤め、間近で二人の発言と人間性を観察していたことである。ソ連からロシアへの大混乱移行期を理解するのに有益な本である。

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    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    2001年発行の本なのでたいぶ昔の話ではあるが、面白おかしくロシアのことを知れる本は今ではレアだと思って楽しく読ませてもらった。

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