ライオン・ブルー

ライオン・ブルー

880円 (税込)

4pt

3.5

関西某県の田舎町、獅子追町の交番に勤務する制服警官・長原が拳銃を持ったまま姿を消した。県警本部が捜査に乗り出すも、長原の行方は見つからない。同期の耀司は獅子追への異動を志願、真相を探ろうとする。やがて町のゴミ屋敷から出火し、家主の毛利が遺体で見つかった。事件性なしとされるが、数週間後、警ら中に発砲音を耳にした耀司はヤクザの金居の銃殺死体を目にする。さらに現場に落ちていた凶器が、長原の持ち去った拳銃だと判明し――。
怒濤の展開が待ち受ける、乱歩賞作家渾身の警察ミステリ。スピンオフ短編「蛇の作法」を特別収録。

――第31回山本周五郎賞最終候補作

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ライオン・ブルー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大変面白く読ませていただきました  悪を悪で撃つ ハードボイルドではなく警察小説で 話を進めている辺りは面白いと思います 只 この小説を読んでスカッとは絶対しない この小説はこの一編だけでは終らず続編が有る事は?

    0
    2021年04月15日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    流石 #石田衣良 オススメ!

    サクサクと読める文章に、思いもよらなかった展開。
    今まで結構、小説を読んで来たけどこの手法は無かったですね。
    スワンも読んでみよう♪

    0
    2020年12月08日

    Posted by ブクログ

    架空の町「獅子追町」に生きる警官らの生き様を描く物語。前半の凡庸さと結末の強引さがやや気になるものの、全体的には良く出来たエンターテインメント作品。

    どんでん返しと事件の真相は驚愕ではもののズルさと飛躍しはやや興ざめさせられる。とはいえ田舎の陰湿さや息苦しさ、それらと狡猾に付き合いながら歪んだ理想

    0
    2024年02月04日

    購入済み

    爆弾から

    著者を知り、他作品を読み漁り中

    主人公の巡査が置かれた環境があまりに暗く、辛く
    途中走り読みになりましたが、いきなりの展開に
    熟読に変更。

    こんな作法もあるんですね
    最初から決めつけて読むのはダメと勉強になりました。

    主人公もこっちじゃなくて、立て髪の巡査の方かも
    タイトルもそうなっていました

    #シュール #ダーク

    0
    2023年08月10日

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