無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。紆余曲折のすえプリザベーション連合に落ち着いた弊機は、ステーション内で何者かの他殺体に遭遇する。連合の指導者メンサー博士をつけねらう悪徳企業グレイクリス社とかかわりがあるのだろうか? 弊機は警備局員インダーたちとともに、ミステリー・メディアを視聴して培った知識を活かして捜査をはじめるが……。ヒューゴー賞4冠&ネビュラ賞2冠&ローカス賞3冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第3弾! シリーズ短編2編を併録。/【目次】逃亡テレメトリー/義務/ホーム――それは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地/解説=勝山海百合
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2022年07月13日
<マーダーボット>シリーズの3巻目で、長編と二つの短編からなっている。今作はステーション内で起きた殺人事件の犯人を追うミステリー仕立てになっている。人間とかかわりあうのが苦手な警備ユニット<弊機>が探偵役として、どう立ち回るのか。いかにして犯人を探し当てるのかがポイント。妙に人間臭いところがある<...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月03日
弊機さん!待ってました〜
マーダーボットのシリーズ4冊目。溜息つきながらも人間を全力で助ける弊機がまた見られて嬉しい。
中編「逃亡テレメトリー」では殺人事件の犯人捜査に協力する弊機。ミステリドラマの知識は…あんまり使わなかったみたい。今回もクスッと笑える表現が多くて楽しい。「焼き菓子」はネタとして外...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
人型警備ユニットの“弊機”は紆余曲折の上にたどり着いたプリザベーション連合のステーション内で他殺体に遭遇する。
いろんなぼやきを脳内で垂れ流しつつ犯人探しを始める“弊機”だがそこには複雑な事情が絡んでいて……。
表題作含む3篇収録
表題作は中編。一作目と二作目の間の話。“弊機”の独り言がすごい楽し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月24日
表題作の中編と二つの短編が収録されている。
ただし、時系列では全くバラバラのお話。
「暴走テレメトリー」ではミステリーの探偵役となるが、やっぱり「潜入」シーンが一番の見どころ。
「義務)は非常に短いが、とても印象的なお話。
「ホーム……」では、これまで全て「弊機」の一人称だったものがメンサー博士目...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月31日
語り手(主人公)が「弊機」という一人称を使うことで人間と機械の中間存在であることを読者が絶えず意識させられるのが本シリーズの醍醐味のひとつなのだが、原文は“I“ であり訳者の造語であることが巻末解説で明かされており、その一事をもってしてもSF初の日本翻訳大賞に値することが納得できる。最低3冊のシリー...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月03日
タイトル作『逃亡テレメトリー』と、短編『義務』『ホーム』を収録。
時系列的にバラバラで、『逃亡テレメトリー』は『ネットワーク・エフェクト』の直前(読後に『ネットワーク・エフェクト』をまた最初から読むことになる)、『義務』はセルフハック後にそれを隠してそのまま働いていた時の話で一番古い。『ホーム』は『...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。