いまこそ税と社会保障の話をしよう!

いまこそ税と社会保障の話をしよう!

1,760円 (税込)

8pt

4.3

消費増税は悪ではない!
「貯蓄ゼロでも不安ゼロの社会」は実現できる
慶大人気教授による白熱討論を書籍化!

【主な内容】
・「勤労国家」日本 ~行き過ぎた「自己責任社会」の形成
・「働かざる者食うべからず」の本当の意味
・90年代に大転換した日本社会 ~家族、会社、地域という共同体の喪失
・「成長」から「分配」に方向転換した安倍政権
・国民が優先すべきは「経済成長」よりも「将来不安の解消」
・2040年の社会保障給付は190兆円 ~ビビり過ぎのメディアと国民
・「頼りあえる社会」を実現するために、いくら必要なのか
・増税を「悪」と捉える左派・リベラルの限界
・なぜ消費増税が正しいのか ~所得税、法人税、相続税を上げても数千億円

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いまこそ税と社会保障の話をしよう! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月24日

    長年日本が燻っている根本の原因が上手く言語化されており、読んでいてとてもすっきりした。租税や財政が存在する本来の理由を再認識し、現在の日本に合った税制や社会保障制度を考えていきたいと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2020年02月07日

    面白い。本書は消費税を大幅に上げることにより再分配を果たし、日本社会の破綻しかけた社会保障を再構築するそんな本である。感じる事が多すぎてまだ整理できていないがレビューする。また読み返したい。
    ポイントは3点。
    1、消費税の増税は公平な徴税感がある。
    2、弱者ではなくすべての人へのサービスの提供により...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月23日

    本書ははどん詰まりに落ち込んでいる日本の政治と経済への処方箋となるのではないかとの感想を抱いた。
    本書の「勤労国家」という概念は実に秀逸な認識である。そう捉えるとここ数十年の日本社会の変化の多くの不可解な分析データの理由が納得できる。
    「消費税を上げて等しく配ると格差は縮小する」。少し考えると当然の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    消費税の必要性を強く訴えるリベラルな学者。
    納得できる所は多い。
    政治的には挫折した案であるらしいのは残念だ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月25日

     以前読んだ著者の本と内容はほぼ同じだったので、軽く読み流し。消費増税によって財源を確保し、ベーシック・インカムではなくベーシック・サービスとして再分配を訴えておられる。政府への不信をどう解消するかがネックだと思う。中立的第三者機関を作っても、今度はその機関が信じられるのかという議論になりそう。著者...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月10日

    SNSでは年収マウントを取ったり、弱者を見下したり踏み台にする論調を展開する人が散見されて、悲しくなっていた。しかし日本は日本国憲法の「勤労の義務」、「納税の義務」のもとの自己責任社会、強者の理論がベースになっているので、「働かざる者食うべからず」の思想が根底にあり、不公平感に嫉妬するのは当然の感情...続きを読む

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