幸福の増税論 財政はだれのために

幸福の増税論 財政はだれのために

924円 (税込)

4pt

なぜ日本では、「連帯の仕組み」であるはずの税がこれほどまでに嫌われるのか。すべての人たちの命とくらしが保障される温もりある社会を取り戻すために、あえて「増税」の必要性に切り込み、財政改革、社会改革の構想を大胆に提言する、著者渾身の一冊。税や財政のしくみを変えれば、これからの日本、社会は大きく変わる!

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幸福の増税論 財政はだれのために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月11日

    今の日本社会は勤労と貯蓄という従来の価値観ではやっていけなくなっている。
    税金は生活保障サービス、子育て、教育、病気、介護などにもっと使われるべき。

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    Posted by ブクログ 2019年11月10日

    タイトルに”なんで増税が幸せにつながるの?“と思いますよね…。結論を言うと「一人一人が自分の将来の不安に備えて貯蓄する社会」よりも「税金という形でみんながお金を出し合い社会でプールしておき困った時には税金で助けてもらえる社会」になったほうが将来に不安のない社会を作れるのではということ。そんな社会を作...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月23日

    これまでの日本社会モデルは、勤労と倹約による自己責任で将来不安にそなえる社会を維持することを目標にしてきた.これからは税をつうじて「社会の蓄え」をつくり たがいに命やくらしのニーズをみたしあっていくのがベストチョイスだ.これが本書の要点だと感じた.それぞれに税金について次のような指標も参考になる.消...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月11日

    数多くの社会学や経済学の本を読む中でも、説得力抜群の書である。
    実もふたもなくバッサリと切るような本書の言説は快い。現在の日本の姿を否応なくクッキリと見せつけてくれる書と高く評価したい。
    「自分は中の下と信じたい人」というカテゴリー認定は実にリアルである。なるほどそう分析すると格差拡大の中でも安倍政...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月03日

    オランダのCPBについては、恥ずかしながら知らなかった。65歳以上の高齢者を15~64歳が支えるということでなく、非就業者を就業者が支えるというのは、単純になるほど! と膝を打つ。
    頼りあえる社会をつくろう! 全国のソーシャルワーカーを勇気づけてくれる一冊。

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    Posted by ブクログ 2019年11月06日

    支え合う社会、これまでのリベラル政党の政策で納得のいかない部分を、筆者は新しい社会のあり方として提示してくれた。
    新書という制約の中で書けなかったのかもしれないが、ベーシック・サービスの具体的な中身と、政策のコスト、税制の形と財政への影響について詳しい記載が欲しかった。

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    Posted by ブクログ 2023年05月17日

    北欧の社会制度にずっと興味を持ち、憧れてきました。役に立つ事が実感出来るのであれば、高負担の税も納得できる気がします。助け合える社会に私も生きていたいです。
    ベーシックインカムにも興味があったけれど、なるほど、ベーシックサービスの方が適切だなと思いました。
    けれど、北欧社会よりも日本人の方が自立心に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月01日

    『幸福の増税論』というタイトルの割には、幸福感を受ける内容ではなく、むしろ重い印象を受けました。
    また、あまり親切な内容ではなく、わかる人にしかわからない印象を受けましたし、現実に即した内容、というよりは、机上の空論、という印象を受けました。

    とはいえ、税金や社会保障のあり方を考える上では、参考に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月25日

    新書にコンパクトに論点がまとまっていると思うけど
    民進党の政策スタッフでらしたのかー
    だったら政策に反映してくれよー
    で1点減点

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年12月30日

    20181127~ 1219井手先生には以前職場での講演会に着ていただきました。なかなか熱い志を持った先生でした。このタイトルは人によっては微妙かも。
    著者は消費税増税の必要性と、消費税が決して逆進的ではない公平な税制であることを丁寧に説いている。そして、すべての人々にベーシック・サービスを導入すべ...続きを読む

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