里山奇談 めぐりゆく物語

里山奇談 めぐりゆく物語

704円 (税込)

3pt

3.8

山や里に現れるというわらい女の秘密、落ちている土塊を踏んではならない忌むべき理由、どこか歪んで見える羽化したてのヒグラシ……野山を歩きつくした生き物屋が遭遇する、奇妙でノスタルジックな物語。

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里山奇談 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 里山奇談 よみがえる土地の記憶
    682円 (税込)
    人の暮らす地と神の棲む山との境界にある里山。そこに息づく動植物の多様さ同様、ここにはさまざまな“奇しき話”が存在する。動物、植物、虫、土地にまつわる恐ろしくもなつかしい奇談集。『里山奇談』改題。
  • 里山奇談 めぐりゆく物語
    704円 (税込)
    山や里に現れるというわらい女の秘密、落ちている土塊を踏んではならない忌むべき理由、どこか歪んで見える羽化したてのヒグラシ……野山を歩きつくした生き物屋が遭遇する、奇妙でノスタルジックな物語。
  • 里山奇談 あわいの歳時記
    836円 (税込)
    桜祭りの帰りに見た宙に浮く柔らかな光、川で投網を打つ人を襲った足元の砂の奇妙な動き、山道で「おおい、おおい」と呼びかけてくる声、憑物を籠めているという壺の秘密……不思議でどこか懐かしい短編集。

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里山奇談 めぐりゆく物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怪談ではなく、里山の生き物(虫、動物、魚)をめぐる不思議な話。
    虫は苦手だけど、各話での風習や言い伝え、怪談めいた話から伺えるその地の民俗が、気づきを与えてくれる点は良かった。
    会話を追想する際の書き方が独特で、だれがしゃべっているのかわかりにくいものもあった。3人の筆者のうち誰かなのだろう。
    学問

    0
    2022年08月31日

    Posted by ブクログ

    怪談よりの民話、伝承。
    おばあちゃんから聞いた話の延長で起きたような里山の怪異譚。
    蛇を苛めると恨まれる。私も信じてたし、この本でも蛇に土をかけて虐めた子供が大怪我した。
    なのにうちの祖母は蛇に熱湯かけて殺したのに98歳。まだまだいきてる。
    ちょっと怪談には物足りない。

    0
    2020年08月23日

    Posted by ブクログ

    「土塊」のような存在は怖い。何気なくそこに存在しているものに、籠められた思いに気付いてしまったとき、その思いに恐怖が滲み出します。

    能動的にこちらへ向けられているわけでないけど、誰かがこの思いのスイッチを踏むであろうこと。そして、その結果完成するであろう瞬間を静かに、ただし思いを途切れさすことなく

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルのごとく。里山にまつわる、色んな方のちょっとした不思議な思い出や体験話。怪談のような怖さはなく、しんみりとした懐かしい気持ちになる。本当は夢だったのかもしれないし、未知の真実があるのかもしれない。何事もはっきりとはさせられない、その曖昧さがよい。

    0
    2020年12月18日

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