月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~

月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~

660円 (税込)

3pt

3.2

放浪の碁盤師・吉井利仙が、かつて棋士だったころの打ち回しに魅せられ、彼を先生と呼んで追いかけている若手囲碁棋士の愼。姉弟子の衣川蛍衣も巻き込みながら、囲碁を巡る数々の事件に遭遇し、棋士としても成長していく。コンゲームあり、サスペンスあり、異なる味わいを持つ物語を重ね、囲碁という宇宙に魅入られた人間を描ききった傑作ミステリ登場!

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月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     表題作含む6編収録の短編集。
     碁盤というややコアな内容を扱う異色のミステリー。ネットの普及によって、将棋や囲碁を行う人でも、今では盤を持っている人が少なくなってきている。そんな中で、あえて碁盤に目をつけ、碁盤師がそれぞれの盤に纏わる謎を解き明かしていく構成は真新しささえ感じる。それだけに「あぁ、

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    ――

     小学校のとき囲碁将棋クラブだったはずなんだけど囲碁やった覚えがありません。主にセブンブリッジやってた…こういう小さな後悔が積み重なって人生は豊かになっていくんだよねきっと。


     趣味全開の盤上SFから広がって、今回は碁盤師を探偵としたミステリ仕立て。形から入って道具フリークになりがちな私

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    囲碁に詳しくないので、あまり理解できない内容もあったけど、落ち着いた感じのミステリで面白かった。利仙さんよりは慎と蛍衣のコンビが展開繰り広げる感じ。
    碁石の白は蛤からできてるの知らなかった…

    0
    2021年06月14日

    Posted by ブクログ

    流離の碁盤職人が主人公の連作短編集。普段触れる機会のない碁盤師という職業の過酷さや奥深さを知ることが出来た良い出会いの一冊。主人公よりもワトソン役の少年棋士や妙にキャラの立った仇役の兄弟子の活躍が目立つので、主人公・利仙の過去や人物像をもっと掘り下げて欲しかった気も。しかし、この如何にも本格ミステリ

    0
    2019年09月22日

    Posted by ブクログ

    デビュー作『盤上の夜』に続いて囲碁を題材にした連作集です。四肢を無くした棋士の闘いが描かれた「盤上の夜」はかなりハードなSFでしたが、本作は探偵役・ワトソン役・ヒロイン役・ヒール役といった分かりやすい登場人物で固められていることからもわかるように、比較的ライトな感じで読みやすかったです。
    表題作はバ

    0
    2019年09月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    通して、面白かった。
    古典的なミステリーはあまり好きではないんだけど、
    全編通して一つの物語になっていて、ラストはちょっと切ない。

    0
    2019年10月02日

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