恋愛論

恋愛論

715円 (税込)

3pt

4.1

まだ「常識」っての、持ってます? もうメンドクサイから、俺の「初恋」の話しちゃうね。よかったら腰抜かしてね。現実に恋愛って、存在しないんだよ。みんなサ、救済の「宗教」と恋愛をゴッチャにしてるんだよね。男って、恋すると「天使」になっちゃうし。それでもまだ、あなたって「常識」を持ってます? 恋愛ってそんなものじゃない…という橋本治的恋愛論!

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恋愛論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恋愛ってなんだろう?と思ったなら、この本を読んでみるといい。すごく簡潔にバッサリと回答してくれている。恋愛できない体質の人も、なぜ自分には恋愛が必要ないかを感づかせてくれるはずだ。自分が若い頃、友人などから恋愛相談をされると勧めていた本。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「よかったら腰抜かしてね」の言葉どおり、腰抜かしましたよ。
    感じたまんま話しているので読んでる側まで恥ずかしくなる。
    このくらいでないとほんとじゃないよね、世の中の恋愛論なんて薄っぺらい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    表題作の「恋愛論」のほか、3つのエッセイを収録し、カバー・デザインを手がけ、さらに「解説」まで著者本人が書いています。

    「気むずかしい赤胴鈴之助」は、ヒーローに憧れた少年時代の回想、「誰が彼女を殺したか?」は有吉佐和子論、「セーター騒動顛末紀」は『橋本治の手トリ足トリ男の編み物』を出版したことをめ

    1
    2014年02月12日

    Posted by ブクログ

    ちょうど自分が生まれて2日後に行われた、池袋西武デパートでの講演をもとにした文章であるあたりに何か縁を感じないでもない。

    ・・・が、やはり普通に読んでいては、その理解の斜め上を行くので、ついていくのがなかなかキビしい。
    だから、「この人は何を言いたいのか」という問いかけや、今まで自分が持ってきた偏

    0
    2010年08月02日

    Posted by ブクログ

    いつもなのですが、この人の本を読むと目から鱗がぽろりと落ちます。

    「誰が彼女を殺したか」― 有吉佐和子さんを通して橋本氏が自らをうったえているような気もします。

    0
    2010年01月30日

    Posted by ブクログ

    僕がほしいのは、ただ「好き」っていう言葉だけなのね。
    その言葉がありさえすれば、どんなものでも登場しうるっていう、そういう状態があって、それで「好き」って言葉は初めて生きるんだ、だから、そういう「好き」だけがほしいって、そう思ったの。


    橋本センセー

    最高です

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「誰が彼女を殺したか?」に書かれている有吉佐和子像は愛にあふれていますね。彼女の小説をちゃんと読んでみようと思います。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    糸井重里が面白いって言ってたから読んでみる。

    面白い。
    笑えない。
    でも笑える。
    面白い。

    「自分のしているガードで苦しくなっちゃった人間が、カードしなくて済む相手をうっかり発明しちゃう。」
    「恋愛して救われたいし、宗教みたいにわたしの神様になってほしいもの。それが恋人同士だとか」おもっちゃって

    0
    2014年04月14日

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