世界の美しさをひとつでも多く見つけたい

世界の美しさをひとつでも多く見つけたい

858円 (税込)

4pt

世界がひっくり返るほどの感動をしたからこそ、なんとしてでも人にそれを伝えたい――。その一心だけを胸に日本を飛び出し、スラム、事件現場、被災地など国内外様々な場所へ赴き、ひたすら現地で生きる人びとと交わり、その記録を生業にした、いま最注目のルポルタージュ作家が初めて綴った、感動的かつ革新的な人生訓。いかなる惨状の中でも必ず希望を見出し生き抜く人間の生命力から、これからの日本に必要なことを問う。

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世界の美しさをひとつでも多く見つけたい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    千葉さんと、赤ちゃんを亡くした夫妻との再会。両者をつなげた石井さんの本の力。
    現場を体験し、当事者となった責任。
    小さな神様、小さな物語が誰にでもある。
    12歳の自分ならどう言うか。
    自分の恥ずかしい部分も出さなくては。

    題名にふさわしい内容。これからも石井さんの本をたくさん読みたい。

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    貧困を主なテーマにデビューしてはや14年。物乞う仏陀を読んだ最初の衝撃は今でも思い出せます。
    自分から現地の人々に立ち交って、泥と汗にまみれて取材するスタイルの出来たいきさつや、子供の頃から今に至るまでのコンプレックスるや苦しみ、とことんまで自分を追い込んで、精神的に崩壊しそうになりながら取材したあ

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    2019年02月12日

    Posted by ブクログ

    スラム貧困街や被災地など、文明も社会保障もない本能むき出しの人間が生きる場所を取材し、住人たちの声を書き続けるライターの自伝。

    著者の作品を読んだことがある人なら、おそらく持つであろう疑問。なぜ、そんな危険を犯してまで書くのかという点に答えている。

    その答えはズバリ、タイトルにある。貧しく悲惨な

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    2014年11月21日

    Posted by ブクログ

    石井光太氏が如何にしてドキュメンタリー作家になったのか、なぜドキュメンタリーを書くのかを綴った本。
    好きな作家さんなのでバックグラウンドを知れたのは良かったのだけど、過去の書籍のプレイバックもあり、興味深く読めた。
    根底にあるのは、人間が極限で見出す「小さな神様」を発見し、それを社会に伝えたい、とい

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    2014年01月23日

    Posted by ブクログ

    初めてこの方の作品を読みましたがとても面白いですね!
    引き込まれるようにして一気によんでしまいました。
    伝えたい!という熱い気持ちが伝わってくるようです。
    容赦の無いリアルな描写に、思わず読むのを中断したり、顔をしかめたりもしました。
    ウソみたいな驚きのエピソードがたくさん描かれているのです。
    精神

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    2013年12月29日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて、めちゃくちゃおもしろい本でした。
    石井光太さんが好きな方は、絶対に読んだほうがいい一冊。
    著者にとってのルポを書く意味、その使命感が伝わってくる。
    光太さんの現場を見に行くことに懸けた思い、とても共感する。社会の見えにくいところにこそ、ひとの美しさはあると思う。
    自分はまだまだこのひと

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    2013年10月12日

    Posted by ブクログ

    「現場に行くという事は、当事者になるということ。」フィールドワークを得意とする著者の言葉を重く噛みしめました。

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    2013年09月23日

    Posted by ブクログ

    ルポルタージュ作家の石井光太さんの本。何冊か著者の本を読んでいるがなぜ彼がこの職に就いたのか、何を考え何を伝えたいのかが良く分かる本。
    著者の本は胸に迫るような様々な悲惨な出来事を伝えてくれる。その中での光ー小さな神様や物語をこれからは見つけていこうと思う。私が作者買いをする一人。

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    2017年06月15日

    Posted by ブクログ

    本書を読むまでは、石井光太氏はジャーナリストだと思っていた。そのため、世界の国々の惨状を伝えるべくカメラを向け、言葉を紡いでいるのだと勘違いしていた。しかし、その惨状の中でも希望を見いだし生きていく人たちの力強さと美しさを伝えたい。その気持ちを胸に執筆していたことを本書を通して初めて知った。
    繰り返

    0
    2015年09月18日

    Posted by ブクログ

    素直に読めた。

    人には、それぞれ小さな神様、小さな物語があり、それを拠り所にそれぞれ自分にとっての真実の人生を歩んでいる。

    人生はその人のメガネを通して存在している。他の誰の世界とも同一ではない、ということ。
    真実はその人の中にだけ存在する。

    0
    2014年11月25日

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