旺華国後宮の薬師
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旺華国後宮の薬師

682円 (税込)

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『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。
後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。
ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。
すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。
処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……?
「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」
皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語!

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旺華国後宮の薬師 のシリーズ作品

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  • 旺華国後宮の薬師
    完結
    682円 (税込)
    『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。 後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。 ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。 すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。 処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……? 「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」 皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語!
  • 旺華国後宮の薬師 2
    完結
    682円 (税込)
    皇帝・朱心から妙に気に入られ、専属のお薬係に着任。 さらに、官女から貴妃に昇格した英鈴。 ところが、後宮内にて最近『英鈴特製の安眠茶』が出回っているという噂が。 身に覚えがないのに、薬茶を飲んだ嬪が中毒症状を起こしたことで「毒を売りつけられた」と騒ぎになってしまう。 しかも、そのせいで皇帝のお薬係を解任されることに。 窮地に陥った英鈴は、身の潔白を証明するために後宮内を探り始める。 しかし、薬茶の正体を掴むと同時に、踏み込んではいけない『5人目の妃』の謎が絡んできて……?
  • 旺華国後宮の薬師 3
    完結
    682円 (税込)
    皇帝・朱心に才能を見出され、貴妃の位を賜り専属のお薬係になった英鈴。 『安眠茶』騒動が収まり平穏が戻ったと思いきや、今度は英鈴の菓子から毒が見つかった。 命を狙われ恐ろしく思うも、苦い毒を相手にわからず食べさせる手法は、自分が作る『不苦の良薬』に似ていると気づく。 手がかりの薬包紙を元に対策を練るが毒は次々に仕込まれていき、さらには『手を引け』と朱心からも突き放されてしまう。 それでも次は皇帝や妃嬪が狙われる可能性があると思った英鈴は、皆を守るために良薬で毒を不能にする賭けに出て……?
  • 旺華国後宮の薬師 4
    完結
    682円 (税込)
    後宮に仕込まれた『不苦の猛毒』に薬で対抗し、皇帝・朱心を守った英鈴。 この度異国から来た通問使が英鈴に『不苦の良薬』の開発を依頼してきた。 引き受けるも、朱心はなぜか薬師の少年・緑風にも開発を命じる。 さらには優れた処方を作った方を皇帝専属のお薬係にって……もしや交代(クビ)の危機!? 期限はたったの五日。 しかも文化が異なるため処方の開発に難航する一方、新しく入った宮女・翠玉が制度を破り秘薬苑へこっそり入ったことに気づく。 敵の回し者かと疑い始めたところ、彼女の容貌に引っかかりを覚え――?
  • 旺華国後宮の薬師 5
    完結
    682円 (税込)
    かつて敵国だった金枝国へ『おいしい薬』を提供し、皇帝・朱心の専属お薬係の座を守った英鈴。 ところが金枝国から返還された人質の暁青が嬪として後宮に入ると、たちまち朱心のお渡り疑惑が浮上。 「まさか陛下が」と思う英鈴だが、妃嬪たちのお茶会に参加する暁青の様子を見て、とある違和感に気づいてしまう。 何かを隠す彼女に疑念が深まる中、朱心が夜に出歩いていたという話まで聞き、英鈴は心が揺さぶられ……!? 「たとえ恋敵になろうと、私は私の務めを果たすだけ」 後宮の戦いを『薬』で切り抜けられるか――?
  • 旺華国後宮の薬師 6
    完結
    704円 (税込)
    まもなく先帝の喪が明け、皇帝朱心の時代を迎える。 つまり、立后も目前。 しかし皇位継承の儀が、前例のない不吉な失敗に終わってしまった。 すると英鈴の実家から呪いの道具が見つかり、そのせいで儀式が失敗したとして英鈴は後宮を追放されることに。 儀式の失敗に、冤罪。 何かがおかしいと感じた英鈴は、幽閉先から抜け出し、この謎を解くために奔走する。 すると、英鈴だけでなく呂賢妃も同じ容疑で後宮を追い出されたと聞き……!? 「これは、陛下を廃位させるための罠よ」 『薬』で朱心の危機を救えるのか――?
  • 旺華国後宮の薬師 7
    完結
    726円 (税込)
    ついに立后直前。 街は皇帝朱心の帝位継承を祝う『龍恵祭』の準備で賑わっていた。 ――が、 「選べ。皇后か、薬師の道か」 英鈴は、夢を諦め皇后になるか、後宮を出て薬師の道に進むか、究極の選択を迫られてしまう。 そんな中、『龍恵祭』の準備で妃嬪らの揉め事に巻き込まれたり、薬師として対処が必要な問題が起こったりする。 二つの面を通して、英鈴が気付いたこととは――? 「私は、旺華国後宮の薬師だから」 英鈴が選んだ未来、そして渾身の『不苦の良薬』をご覧あれ。 歴史に名を刻む薬妃伝、堂々完結! ※本作品の電子版には本編終了後に同著者の作品、富士見L文庫『悪姫の後宮華演』(著:甲斐田紫乃)のお試し版が収録されています。 ●〇●著者・甲斐田紫乃の新作『悪姫の後宮華演』も2023年7月~同時配信開始!●〇● ----- ■2冊同時刊行キャンペーン  期間限定! 購入特典SSが読める二次元コードを収録♪  特典は、『悪姫の後宮華演』のキャラクターが薬毒について語る、  書き下ろしSS「白粉の秘密」です。 <閲覧期間:2024年7月14日正午まで>  ※本特典はダウンロードはできません。  ※特典内容は紙書籍と同様のものです。  ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます。  ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります。  ※第三者やSNS等での公開・配布は固くお断りいたします。  ※システム等のやむを得ない事情により、期間内であっても予告なく公開を終了する場合があります。 -----

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旺華国後宮の薬師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月24日

     薬屋を営んでい実家へ後宮の官女への打診を受け、後宮へ上がる英鈴。
     薬師になる夢を叶えるべく後宮で薬茶を広めていた所、まさかの皇帝の目に止まり、直々に専属お薬係を拝命され…

     トントン拍子に官女から妃へステップアップしたのには驚きましたが、英鈴の真っ直ぐに薬師になりたいと言う熱意が好感が持てまし...続きを読む

    0
    購入済み

    2021年05月09日

    今後の展開が気になりすぎます。
    2人がどうやってすすんでいくのかしら、と楽しみすぎる。
    早く続きが読みたいです。

    #胸キュン #ドキドキハラハラ

    0

    Posted by ブクログ 2019年11月14日

    女だから。というどうしようもない理由で薬師になる道を閉ざされてしまっている英鈴。それでも諦めずに目標に向かっていくところは本当に強いと思った。薬を飲みやすくすることがこんなにも大切だとは知らなかった。誰にでも飲むことができる薬を英鈴ならいつか作れるかも。と思わされた。

    1

    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    苦くない薬を作るため、主人公は
    女性ではなれない薬師を目指す。

    そして後宮。
    そして自分の野望を突き進めることに。
    これはこれでありがたいですが、トントン状態。
    一応は後宮お約束の事件はありましたが
    それもまた即終了。
    いいように使われた、という気がしなくもない事件。
    友人はどうなった? というの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月09日

    『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。
    後宮の官女・英鈴は、薬師を目指しているが、女は薬師にはなれない世の中。
    せめてと後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出しが。
    「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」
    処方を気に入られた喜びも束の間、英鈴...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年07月26日

    陛下の狙いも分からないし、主人公は予想がいろいろ暴走して途中達観状態になるしで、こちらも大いに惑わされながら読みましたが、なるほど陛下御自ら疫病対応とは。
    かなりびっくりしました。
    お馴染みの漢方も登場しつつ、あの苦い薬をどう飲みやすくしていくのか、こちらも実際に取られている方法が出てくるのでお薬ト...続きを読む

    1
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月03日

    『不苦の良薬』。誰でも飲みやすい良薬こそ至高。
    後宮の女官・英鈴はそう志し、女性ではなれないとされている薬師を目指している。
    その一歩として後宮内で薬茶を売り始めると、ある日、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。
    「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専門の薬係に任命さ...続きを読む

    0

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