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未読者(みどくもの)四人による前代未聞の愉快な読書会 ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まずに読む」座談会。 前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。 ラスコ(ーリニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ……溢れるドスト愛。 「読む」愉しさが詰まった一冊。 解説マンガ・矢部太郎
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Posted by ブクログ
挫折しそうな名作長編を読む前に、みんなで妄想討論するのは最高に楽しそう。私も気になって、漫画版を読んだ。カウリスマキの映画版も再見しようかな。
ここ最近のヒット。いや〜みんなの言い放題っぷりが気持ちが良い。ドスコ?馬かな?って冒頭の辺りから爆笑。 ちょっととっつきにくそうだな〜と避けていた外国文学だけど、やはりキリスト教とかの影響はありつつも、こんなふうに面白がって読めるんだ!っていう大発見だよね。 後書きでもお話されているように、読む前か...続きを読むら読むことは始まっている。あらすじとか見ながら選んでる時、わくわくするあの感じ。そして読んだ後も読書は続く。本はなにより待ってくれるから、良い。その通りだなと。 誰かと読書会できたら楽しそう!
ロシアものは自分に酔う こんな本読んじゃってる自分を想像するだけで満足してるかもしれない。 何冊か読んで途中棄権してる本もあるが、罪と罰も上下巻で揃えて読むタイミングを逃している。 そこにこの本があると知り、こちらを読んだら読む気になるのか…?なんて ちょっと遠回りしてみることに。 結果、四人の...続きを読む読書会がエッセイのようでもあり とてもハマってしまった。 作家さん達であるから、書き方や持って行き方なんかも自分と比較したりする、そんな会話もめっちゃ楽しい。 罪と罰を普通に読んでいたらこうは思わなかったと思う。 ロシアものは難解だ だって人の名前も日本人にはとっつきにくい発音(発声) それでいてあだ名が二つ三つ出てきたり 例えば、太郎さんを、父は太郎兵衛と呼ぶがははあはタロちゃんと読んだりする、それが物語の中で出てくると同一人物なのかなんだかわからないまま読んでいてなんだそうか!というのがある。 ドストエフスキーをドストと言うこの四人。 ああ、そんな感想持っていいのか、私だけじゃなかった、などなど 共感に溢れてこれから罪と罰わ、読むより楽しみが増した。
未読座談会という、(立会人以外の)出席者全員が本を読まずに参加するという、『読んでない本について堂々と語る方法』をやってみたという記録本。 実際には、冒頭と結末を数ページずつ読んでからでありましたが、想像力が膨らんでどんどん空想の話が進んでいって面白い。小説家と自分の距離感を感じざるを得ませんでし...続きを読むた。 ときどき、想像力に置いてけぼりにされながらも、実際に自分も本で読んだことがないので、こういう話なのかな、と何度か振り回されました。 読んでは忘れを繰り返しながら、新しい本を読み続ける自分にとっての、「読む」という行為は一体どんな意味があるのだろう。 忘れてしまうのでは、むしろ無駄なのではないだろうか、とすら思えるけれど、読むことの意味についてのなんとなくのヒントが、巻末の三浦しをんさんのあとがきに書かれていて、深いなぁと思いました。 『もしかしたら、「読む」は「読まない」うちから、すでにはじまっているのかもしれない。 世の中には私がまだ手に取ったことのない小説が無数にあります。…それらはいったい、どんな小説どんな物語なのか。愛と期待を胸に思いめぐらせるとき、私たちはもう、「読む」をはじめているのです(P290)』 読書は終わりなき旅といいますが、それは色んな本を渡り歩く意味だと思っていました。 しかし、それだけでなく、一冊の本のことを何度も思い出しながら、これからの人生を生きていくことも意味するのではないでしょうか。
すごくおもしろかったです!何やってんだこのひとたち…(もちろんいい意味です)といういとおしい呆れ、ところどころ鋭い考察というかちゃんと読んでいる。作家の人たちはこうやって本を読むのか、とふむふむした。わたしもカタカナ名前が覚えられないがちだけれど、こうやって楽しくあだ名をつけて読んでいくといいのだな...続きを読むという気づきもあり。スベ。 印象的だったのは吉田篤弘さんが言っていた、意味やつながりを持たせすぎると絵の印象が残らない、という言葉。読書の悦びはかならずしもあそこで説明していたのはこういうことだったんだ!という意味を理解することだけではなく、想像の余白というか像を結ぶ余白をたのしむことにあるのだなと思いました。罪と罰、読みたいです!
しをん先生がとても好きなので読んでみよう、と軽い気持ちで読み始めたけどとても面白かった。 知識と語彙が豊富な4人の語り手によって考察される罪と罰、自分も読んだことは無かったがこれを読んで読んでみたい!と思った。 なんだか難しそうな話だと敬遠していたが、人が楽しそうに話しているとなんとなく読んでみたい...続きを読む気持ちにさせられる。会話のテンポもすごくよくて、読みながら思わず笑ってしまった。
4人の会話が余りにも面白く、沢山笑ってしまった この本にあわせて、ドストエフスキー『罪と罰』光文社古典新訳の全3巻を読んだ。 どちらもサクサク読めて、非常に面白かったです。
「罪と罰」を読んだ後に読んだ。 4人の推理が面白い。既読者として、この座談会に参加したかった‼︎ 笑 すでに「罪と罰」を読んだ人にも、まだ読んでないひとにもオススメ。
罪と罰を読みたい、と思っているが中々手をつけられない人に読んでほしい。 この本は罪と罰を読んだことがない4人でその内容を推理するという前半と、読んだあとの感想会の後半で構成されているのだが、前半の推理会が面白い。自分も一緒になって推理しているような気分になれるし、また作家ならではの推理があって成程と...続きを読む思える。それぞれの作家が何を考えて物語を書いているのかが垣間見えて楽しい。 読まないまま後半に入るのもありだと思うが、是非罪と罰を読んでから感想会に加わるのがいい。本の感想を共有することはリアルタイムでなくとも楽しいのだ。
声を出して笑いました。ドストとかラスコとか 、そもそも読んでいないのに読書会って?! 4人の推理や想像力が楽しかったです。漫画でザックリと済ませていましたが 自分でも突っ込みながら読んでみたくなりました。
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『罪と罰』を読まない
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岸本佐知子
三浦しをん
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