狼 たとえ、この愛が異端でも【電子書籍特別版】

すずね凜 / 北沢きょう

望まぬ政略結婚をさせられた伯爵令嬢の私。
婚礼前夜、現れたのはダミアン──初恋の人！
かつては使用人だった少年──今は大富豪。
「今からあなたを奪う。なにもかも、全部だ」
優しかった彼は、悪魔のように変貌し、
身分や財産……そして処女さえも毒牙に!!
サドな言葉で煽られ、蠢く指先に濡れて。
駄目！ 私は人妻になる身……！
だが執着に燃える彼は逃れられない罠を──!?

獣になった初恋の人に喰い尽くされる暗黒ロマンス

★電子書籍特典は番外編！★

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: ジュエル文庫
• 電子版発売日: 2019年07月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 12MB

[malena · ★★★★★]

最高の甘くせつない物語

すずね様の作品が大好きで、全て読ませていただいております。
この作品はTL史上、最高の作品ではないかと思います。
復讐、官能、悲哀、たくさん詰まって読み応えのある作品でした。
今後とも、このようなダークヒーローの作品を期待します！

[匿名 · ★★★★★]

ダークヒーロー

重い。でも良い！。ヒーローの幼い頃が切なすぎて読んでいて辛かった。ヒロインは最初から最後までブレずに堅気。「異端」の意味が最後にわかった。とてもよかった。

[りえ · ★★★★☆]

なるほど・・・

小さな恋がかわいくて幸せになって欲しいと思っても、なかなかそうはならず・・・
どうして、なかなかお互いの気持ちが伝えられないのか、伝わらないのか。まわりはくそみたいな人達ばかりだし。早くお互いに通じあって欲しいと、願いながら読んでいました。
異端・・・そうきたか・・・そうですか。
他の方々がいってた意味、よく分かりました。
そういうのも、愛なんでしょう。2人が幸せなら、いいでしょう。

[匿名 · ★★★★☆]

暗くてよかった

ストーリー全体の暗さと言い、ヒーローとヒロインの不遇と言い、結末と言い、ソーニャかと思ったのですが、違ったのですね。でも、その暗さというか、重さがよかったです。ソーニャが好きな人には合うかと思います。

後書きで、嵐が丘のような作品を想定したとありましたが、そういう重さがあったとおもいます。

この作者さんの作品はこの他に一冊しか読んだことがないのですが、これはよかったです。ベッドシーンがいまいちと感じたのですが、もう一回ちゃんと読んでみたら、印象が変わるかもしれません。

[s · ★★★☆☆]

これって…

中古。
嵐が丘のような、ではなく、もろ嵐が丘ですよね？！
エロ有り、いやエロ塗れ⁈の嵐が丘。
設定、もろパクリ…ビックリです。
ヒロイン、途中で死にはしませんが。

[まむママ · ★★★★★]

作者さん買いです。あとがきでご本人も書いていらっしゃるように、いつもの作風とはかなり違います。ですが、大変美味しく読ませていただきました。魂の呼びあった２人は血の繋がりを超えて結ばれます。互いに知りながら相手には伝えずに。最後のヒーローのセリフが雷に遮られるシーンが秀逸でした。楽しめました。

[lohim · ★★★★★]

異端

二人が相手を強く強く思う気持ちが切なかったです。
最後にタイトルの「異端」がそういう事だったのか‥と追い討ちをかける様でした。
でも周囲にどう見られようと二人が離れない道を行くなら納得の結末だと思いました。

[ぴぴぴ · ★★★★☆]

新境地

作者さまがあとがきで書かれてる通りの
新境地

今までにないダークな内容で、一気読み
溺愛よりこういうのが好みなので満足です
でもなんだろ、普段ソーニャ文庫を読んでるせいかサラッと読めました

最初は身分違いによるすれ違いからのよくあるストーリーかなと思っていたけど、ラストでそうきたか！と

異端の意味がやっとわかって納得

お互いがお互いの本心を知らないままのラストも完全なハッピーエンドになってない（いや、ある意味では究極のハッピーエンド？）ところも余韻があってよかった
お互いが自分だけが知っていると思っているから成り立つんでしょうね

ただ少し残念な点があるとすれば、前半の最中のヒーローの言葉責め？がちょっと陳腐なのと中の挿絵が綺麗すぎる？とこかな
表紙の野生的なヒーローを見たかった