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自動車メーカーが飛行機をつくる――。この無謀な試みに、航空機王国アメリカで果敢に挑み、遂にHONDAは小型ビジネスジェット機開発に成功した! 創業者・本田宗一郎の精神を受け継ぎ、双翼の上にエンジンを立てる画期的なデザインと、優れた燃費性能を武器に、その分野で販売トップに躍り出た新鋭機の飛翔までの道程を、経営者と技術者への聞き書きを軸に辿るモノづくりストーリー。(解説・清水政彦)
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Posted by ブクログ
ホンダジェットに関する本は、これで2冊目であるが、実際に同業経験のある方の本だけになかなか読み応えがあった。技術的な面白さだけでなく、組織論としても興味深く読めた。
HondaJetかっこいいですよねぇ。飛行機を買える身分では無いですが、もし、帰るのであれば、買ってみたいかっこいい飛行機です。 驚くところは、この名機を開発したのは自動車メーカーのHONDAであって、しかも、独力で開発したというところ。“独力”というところはHONDAっぽくて好きです。その“独力...続きを読む”っぽいところは、エンジンが、主翼の上に立って設置されているという事路からもわかります。この配置は、燃費や空力に有利な配置なのですが、それを見つけ出したのもHONDAイムズのなせる業。コンサバメーカーならば、敢えて、こんな一見風変わりな位置にエンジンを置こうとはしないですもんね。
技術系経営者を応援する本。 ホンダジェットの歴史を知れて本当によかった。 すごく難癖つけて申し訳ないけれど、構成をもっとシンプルにできたら良いのになと思った。私なら、割り切って藤野さんに焦点を当てて書く。川本さんと藁谷さんが部分部分になっていて、もったいない。
ホンダジェットが飛び立つまでの30年の軌跡を追う。 というノンフィクションなのだが、車内でウトウトしながら流し読みしてたから内容あまり覚えてないや(これはヒドい)。
自動車メーカーであるホンダが作った、ジェット機の開発の話である。 そのため、技術や発明の話が多い。しかし、開発から販売までの会社の組織・政治の話も多々出てくる。 自分がサラリーマンだからか、組織内の話になると身をつままれる思いになる。 組織をまとめるためのリーダーシップ、仕事を達成するためのチーム...続きを読むワーク、個々の力を発揮させるためのコミュニケーション。 それらが、話の中で出てくるが、それを自らの仕事と比較して、溜息をつきたくなった。 つまりは、藁谷さんや藤野さんは技術者としてもすごいが、それ以上に会社人としてスゲー。
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ホンダジェット―開発リーダーが語る30年の全軌跡―(新潮文庫)
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前間孝則
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