十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)

十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)

781円 (税込)

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ローマ帝国が滅亡し、「暗黒」と呼ぶ者さえいる中世――。カトリック教会は、イエスが受難した聖地であるにもかかわらず、長くイスラム教徒の支配下にあるイェルサレムを奪還すべく、「十字軍」結成を提唱する。これに呼応した七人の諸侯たちは、それぞれの思惑を抱え、時に激しく対立しながら異国の地を進むのだが……。中世最大の事件、現代まで残響とどろく真相に迫る、歴史大作の開幕。

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  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    ローマ帝国が滅亡し、「暗黒」と呼ぶ者さえいる中世――。カトリック教会は、イエスが受難した聖地であるにもかかわらず、長くイスラム教徒の支配下にあるイェルサレムを奪還すべく、「十字軍」結成を提唱する。これに呼応した七人の諸侯たちは、それぞれの思惑を抱え、時に激しく対立しながら異国の地を進むのだが……。中世最大の事件、現代まで残響とどろく真相に迫る、歴史大作の開幕。
  • 十字軍物語 第二巻―イスラムの反撃―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    11世紀末、第一次十字軍の奮闘により、聖都イェルサレムが占領され、中東に「十字軍国家」が成立した。しかしイスラム側の英明な領主たちの反撃を前に、キリスト教勢力は領土を失い、苦境に陥る。最後の希望を一身に集め、「癩王」と呼ばれた若きボードワン四世は、テンプル騎士団や聖ヨハネ騎士団の力を借りて総力を結集。「聖戦」を唱えるイスラムの英雄サラディンとの全面対決を迎えるのだった。
  • 十字軍物語 第三巻―獅子心王リチャード―(新潮文庫)
    781円 (税込)
    イスラム最高の武将サラディンと、中世最大の騎士にして英国王リチャード獅子心王率いる第三次十字軍の息を呑む攻防。ヴェネツィア共和国の深謀遠慮に翻弄されるばかりの第四次十字軍。業を煮やしたカトリック教会自身が武器を手にして指揮を執った、掟破りの第五次十字軍――。知略の渦巻く中世地中海世界を舞台に、物語はハイライトへ。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)
    649円 (税込)
    「玉座に座った最初の近代人」と呼ばれる神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ二世の巧みな外交により、イェルサレムではキリスト教徒とイスラム教徒が共存することに。しかしその平和は長続きせず、現代では「聖人」と崇められるフランス王ルイ九世が率いた二度の遠征は惨憺たる結末を迎え……。「神が望んだ戦争」の真の勝者は誰なのか――。『十字軍物語3』を文庫第三巻、第四巻として分冊。

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十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    塩野七生先生の本を読んでみたいと思いつつ、ローマ人の物語は長大過ぎて手を出せず、こちらをまず読んでみることにしました。
    高校では世界史選択だったにも関わらず、十字軍と言えば「十字を背負って苦労する」という1096年の語呂合わせと、教皇の呼びかけに応じて始まったもので何回かに分かれて行われた。この2点...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    ローマ帝国が滅亡し、暗黒と呼ぶ者さえいる中世、カトリック協会は、イエスが受難した聖地にもかかわらず、長くイスラム教徒の支配下にあるイェルサレムを奪還すべく、十字軍結成を提唱した。
    今のエルサレムをどう考えるか。

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    十字軍第一世代、キャラがたっておもしれえ!
    しかし、聖職者と騎士と商人では三位一体とは成れない。よって、この十字軍諸国の寿命は・・・

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    Posted by ブクログ 2019年09月16日

    キリスト教の聖地がイスラム諸国の手に落ちてからから400年ちょっと、本書は法王の聖戦への呼びかけに参集した俗にいう第一回十字軍がエルサレム奪還を試みる遠征記になっている。

    冒頭から目から鱗がポロポロ落ちる事実の連続であった。急激に発展を遂げるイスラム諸国の度重なる侵略で中東の領地を失い、衰退を辿る...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月15日

    突出した主人公が描かれるのではなく、多くのキャラクターが多彩に生き生き描かれている。その中でもやはり、イェルサレムの初代王になったボードワンの懐の大きさと、若き英雄タンクレディの活躍が目を引く。塩野さんに「チンピラ」「十字軍のチンピラ」と何度も書かれているが、チンピラも成長する、すごい。塩野さんの筆...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    ☆☆☆2019年8月レビュー☆☆☆



    「十字軍」とは、だれもが知っているようで、実際はよく知らない。そういうものでは無いだろうか。世界史を勉強しても、さらっと第一次だ、第三次だとあらすじをたどるだけで何もわからない。
    本書では、十字軍というものが起こされた背景から、当時う人物の息遣いまで感じるこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月17日

    だいぶ前に、先に『絵で見る十字軍物語』を読んでいたが、改めて『十字軍物語』の方も読んでみた。
    十字軍とビザンティンとイスラムの三つ巴の闘いが、人間味の溢れる塩野七生の描写で生々しく目に浮かんでくる。

    0

    Posted by ブクログ 2019年02月05日

    十字軍がどのようにして成りどのようにイェルサレムを奪還していくかの物語を塩野七生氏の人物を中心にして紡ぐスタンスで描かれる。

    この書は十字軍がエルサレムを奪還し、十字軍国家を形成するまでが描かれる。

    書くというよりは描かれるというような感覚になるのは塩野七生氏の人物を中心にして感性から入って理屈...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月31日

    ・「十字軍」という響きから、塩野七生の戦記物的なエキサイティングさを期待して読み始めたが、どちらかと言うと十字軍側の人間関係アレコレに終始しており、あまり爽快感はなく、正直なところ、なかなか読書は進まなかった。
    ・ただ、敵味方共に英雄不在・グダグダに物事が進行していくという舞台設定は、逆に日々の会社...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月10日

    イスラム教徒の支配下にあるエルサレムを奪還すべく結成された十字軍の活躍を描く。一人一人の登場人物を生き生きと描き、当時の雰囲気までも伝わって来る。

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