模範郷

模範郷

550円 (税込)

2pt

5.0

1950年代、6歳から10歳まで台湾にいた「ぼく」。日・米・中・台の会話が交錯する旧日本人街「模範郷」。そこは間違いなく「ぼく」の故郷であり、根源であった。何語にも拠らない記憶の中の風景が変わり果てたことを直視したくない「ぼく」は、帰郷を拒んでいた。だが知人の手紙を機に半世紀ぶりにかつての家を探しに行くことを決意する。越境文学の醍醐味が凝縮された一冊。第68回読売文学賞受賞作。

...続きを読む

模範郷 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の旅が切実で、星評価をつけるということがあまり適切でない作品のような気もします(一応つけましたが)。『模範郷』だけでなく、所収の他の作品も読むのがいいと思います。言語、故郷、宗教、名前。多くの人にとっての「これが私」という感覚を支えるものが、この著者の場合、ひとつに“決まって”いない。もはや私に

    0
    2019年07月07日

模範郷 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

リービ英雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す