僕の永遠を全部あげる

僕の永遠を全部あげる

1,320円 (税込)

6pt

4.6

――君がどこにいようと、僕は必ず君を見つける。たとえ君がどんな苦しみの中にいようと、僕が必ず救い出してみせる。――冷たい雨に凍えていた私にくれたぬくもり。今度は必ず、私が君を見つけ出す。家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女・千花。絶望に打ちひしがれていたある雨の日、不思議な少年・留生が現れ傘を差し出してくれた。「――やっと見つけた」という言葉とともに……。人との関わりを極度に恐れる千花に寄り添い、彼女の閉ざされた心をその優しさで少しずつ溶かしていく留生。しかし二人の出会いは、気が遠くなるような年月を経た、悲劇的な宿命を背負っていた――。今最も注目される作家・汐見夏衛が永遠の愛を描いた、号泣必至の青春小説!

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僕の永遠を全部あげる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ハッピーエンドで良かった。主人公の暮らしには胸が痛くなり…彼との出会いから少しづつ変わっていって、彼も救われて良かった。内容が気になりすぎて一気読みしてしまった。最後にあった、作品に関して作者が語っていたのだけど、教師も経験してる作者だからこそこういうメッセージが送れるんだなぁと感じた。『自分のため

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本の中で1番好きな本です。
    最近、辛いな。とか
    生きるの疲れちゃったな。って人に
    読んでほしいです。
    自分が辛かった時、この本を何周もしました。
    刺さる人にはとても刺さります。

    0
    2023年11月29日

    Posted by ブクログ

    この作家の作品を読むのは、これで4作品目。
    非情に表現力に長けた作家だと思う。
    それだけに、今回のシナリオは、ちょっと重かった。
    テーマとしては素晴らしいのだが内容が重く感じられた。

    0
    2020年08月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女(千花)。全てに絶望していたある雨の降る夜、不思議な少年(留生)が現れ傘を差し出してくれた。

    人と関わることを極度に恐れる千花に寄り添い、彼女の心をその優しさで癒していく留生。

    しかし、2人の出会いは偶然ではない。2人は、

    0
    2019年08月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    退屈な話かと思ったら、よく考えられて作られている小説だった。
    読んでよかったな、と思えた。
    ↓すごくはっとさせられた箇所。


    「もしも、たとえ本当に誰からも必要とされてないとしても、生きてていいんだよ。
    なんの役にも立たなくても、
    例えば世界中の人間から嫌われていても、一日中誰とも話さなくても、

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    汐見先生らしく、本作も若者に向けたメッセージ性あふれる物語だった。

    今回はファンタジー色・スピリチュアル色が強く、主人公の2人(留生と千花)は次のような背景を持っている。ただし、千花には前世の記憶が一切無い。
    「数百年以上も昔、ある女性が、愛する男性を助けるために神の怒りを買い、悲惨な死を迎えた。

    0
    2021年03月07日

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