新装版 動く家の殺人

新装版 動く家の殺人

770円 (税込)

3pt

名探偵・信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。だが、特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。次第に疑心暗鬼になっていく団員達。六年前の稽古中の死亡事故と関係が? 信濃が命をかけて謎解きに挑む、傑作本格推理第3弾。

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新装版 動く家の殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『犯人を捕まえ、社会的な制裁を加えることに意味はない。何故なら、事件が起きた段階ですべてが終わっているからだ。

    犯人を捕まえたところで事件以前の状態に戻すことができないのがなによりの証拠じゃないか。

    重要なのは事件を未然に防ぐことで、それがかなわず事件が起きてしまったのなら、犯人捜しはただのゲー

    0
    2015年03月07日

    Posted by ブクログ

    またやられたよ。
    衝撃的なプロローグから、
    のめりこむように夢中で読みふけった。
    歌野さんのことだから、絶対にひっくり返されるって
    そんなことは、はなからわかっていたのに。
    それでも私の中の可能性という幅は
    歌野さんのそれとは比べ物にならないほど狭かったようです。
    騙され続けてすべてを読んでしまった

    0
    2009年12月12日

    Posted by ブクログ

    信濃譲二シリーズ第三弾。短編集があと一冊あるけど信濃譲二を主人公とした長編がこれで終わりなのは寂しいなぁ…。しかし信濃譲二にはいつか帰ってきてほしいという気持ちとここで綺麗に退場してもらいたいという気持ちが半々。それにしてもこの話は最初から違和感を覚えてはいたんだけどすっかり騙された。そうきたかぁ!

    0
    2019年10月14日

    Posted by ブクログ

    タイトル、冒頭の歌野さんのコメント、本文、全てに騙されました。人物の違和感はあったんですよ。3作続けて読んでいるので。登場人物、内容が暗くて、後半少し明かりを感じたけど、カバーがかぁって見えなくなりました。
    変な感想になっちゃった。ごめんなさい。

    0
    2017年07月28日

    Posted by ブクログ

    前2作とはちょっとテイストが異なる。
    なんせ、最初の2行で探偵役の信濃が死ぬんだから。
    主人公も今回は迷探偵の徹ではないしねー。

    ただ、最初から違和感がありましたよ。
    で、やっぱりそうかと。
    この作品がきっと『葉桜~』の基になったんだろう。

    ミステリとしてかなり楽しめますが、タイトルはちょっとい

    0
    2012年05月01日

    Posted by ブクログ

    「手摺の向こうに、彼」

    この一言に、歌野晶午先生の変革期を感じますね…。
    まだ初期のものではあるけれど、変わりゆく歌野先生を感じることができる作品になってます。

    特に…ね、読者にたいしての裏切りが、「あ、歌野先生だ」と思わせてくれました。

    おすすめです。

    0
    2012年01月05日

    Posted by ブクログ

    信濃譲二シリーズ
    劇団の制作として参加した「信濃譲二」。劇団でかつて起きた事故で死んだ女性。死んだ女性の父親が作った劇場での追悼公演。小道具のナイフがすり替えられ起きた事件。そして公演続行中に起きた同じすり替えによる刺殺事件。

     2010年1月31日購入

    0
    2010年04月20日

    Posted by ブクログ

    ジョージ最後の事件
    徹が助手の域を飛び出しかけたり、ジョージがひどい目にあったり、最後にふさわしいけどさびしいな
    昨今大麻を高らか叫んで嗜好する探偵はやっぱだめかな
    シリーズものでは密室殺人と同じくらい好きなのに

    0
    2009年11月22日

    Posted by ブクログ

    破天荒系の探偵。ハードボイルドも良いが、こういうのもアリ。長い家の殺人よりもストーリーがしっかりしていて、嫌いじゃないし、歌野晶午の音楽や舞台に対する知識は緻密だなと感じた。ただ、事件そのものはミステリとしてはインパクトに欠けていたかもしれません。

    0
    2022年04月12日

    Posted by ブクログ

    「結論からいおう。
    信濃譲二は殺された」で始まり、
    「手摺の向こうに、彼」で終わる。
    始まりも終わりも印象的。
    ミステリとしてはトリック、真相は正直大したことはないのだが、やはり歌野晶午の作品の雰囲気が好きだ。
    初期の作品、中期の作品、最近の作品、作風は変化しているが、どこか共通する雰囲気がある。

    0
    2021年09月16日

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