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Posted by ブクログ 2019年04月05日
この方の作品は何作か積んであり、今作が初の篠田作品。
絵画の裏方、修復師の女性が主人公の話。
絵画の知識に乏しく、修復師が何をする人なのかも良く知らなかったけれど、物凄くのめり込んで読んでしまった。
私は絵心がなく、細かな作業も苦手。
なので正反対の主人公の行動を読んでいるのが面白かった。
篠田節...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
美術界の重鎮が謎の言葉を残して自殺した。遺作の修復を依頼された主人公が、その死に対して不審を抱きはじめることからストーリーは展開していく。修復している遺作は贋作なのか…
篠田節子は文章が上手いので、どんどん物語にのめりこみます。一気読みです。美術小説というよりは、ホラー&サスペンス的な要素が...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
学生時代に模写にかけてはずば抜けていた主人公の女性。
が、自分のものとしての芸術を残すことについての疑問を持っていた。
そして、同じような気持ちを持っていた男性と出会ったが、
彼は有名な画家に弟子入りをするとして、彼女の元から姿を消した。
二十年近く後、彼女は修復師として彼が弟子入りをしていた画家の...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月10日
贋作師という「裏方」。
決して世に出ない「役割」の人間。
なぜ贋作師としての道を選んだのか?
「創造性」「芸術性」のなさを自覚する。
師匠のものを真似て、
書いたという「方法論。」の踏襲。
「スライドを絵にしていく手法。」
本当に魂のある絵になるんだろうか?
こういうのを贋作というのだろうか?
...続きを読む
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