毎年、記憶を失う彼女の救いかた

毎年、記憶を失う彼女の救いかた

792円 (税込)

3pt

第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。毎年、わたしの記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。空白の3年を抱えたわたしの前に現われた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかける。「1ヵ月デートして、ぼくの正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」事故以来、他人に心を閉ざしていたけれど、デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていき――。この恋の秘密に、あなたは必ず涙する。

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毎年、記憶を失う彼女の救いかた のユーザーレビュー

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    購入済み

    愛ですね

    タイトルから、きっと涙止まらないやつだなと思っていましたが、涙出ませんでした。真人の穏やかで理性的な言葉も、千鳥の懸命に生きようとする姿勢も、将来を考えると暗くなってしまう状況の中で、生きていくのに何が大切かを考えさせられました。この先にも二人の困難は山積みだろうけど、心が温かくなる未来しか想像でき

    0
    2022年12月05日

    Posted by ブクログ

    主人公の千鳥は事故の後遺症で一年ごとに記憶がリセットされる障害を持っている。つまり、事故の直後に三年後の現在が始まるのだ。また記憶がリセットされた三ヵ月後、千鳥の前に見知らぬ男が現れ「僕と賭けをしよう」と持ち掛ける。男の正体は?目的は?

    予想していたどんでん返しと全く違っていた。良い意味で期待を裏

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    一年しか記憶を持つことができなかったら、
    主人公は、そんな症状に悩まされながら生きる、女性です。そこに現れる、ある男との出会いで、過去の忘れてる自分にあった出来事を思い出したり、苦しんだりするお話です。

    この本を読みながら、自分がもし主人公と同じ症状ならどんなふうに感じるのか、考えながら読み進めて

    0
    2019年02月02日

    Posted by ブクログ

    初もっちぃ。メフィスト賞受賞作。帯の文句がこの作品の全てを表現していた。

    “すべての伏線が愛—— 。”

    まさにその通りでした^^ 星五つ。

    0
    2018年08月21日

    Posted by ブクログ

    ピュアな恋愛小説。
    両親を交通事故で亡くした主人公は、毎年その時期が来ると、経験した一年間の記憶を失くしてしまう。彼女は、それでも前向きに生きようとする。
    そんな彼女に近づく小説家の男性。彼にも秘密がありました。
    記憶障害について、よく調べられているのだと思います。その症状の特性を考えられたラブスト

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    男の人の一途な思いが切ない。
    純愛を感じた。
    人物の感情がしっかり言語化されてて、記憶障害っていう非現実的なことでも物語に入り込めた。
    改行が多く、難しい言葉も使われてなくて私には読みやすかった。

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    よくある記憶をなくす系の恋愛小説だと思って読み始めたけど、期待以上に感動しました。
    泣きました。。。

    0
    2023年02月06日

    Posted by ブクログ

    愛の偉大さを感じた。
    二人とも辛い状況のはずなのに最後には前向きな感じで終わっていることがとても逞しく思った。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    幼い頃の事故のせいで、毎年1度記憶を失う女性(尾崎千鳥)。ある日、目の前に現れた男性に賭けを持ちかけられる。それは、以前に会ったことのあるこの男性と「どこで出会い」「どういう関係」かを言い当てることができなければ、男性と交際するというものだった……という内容のお話。

    記憶喪失系のお話は世の中に数知

    0
    2021年10月06日

    Posted by ブクログ

    20歳の時に起きた両親の交通事故事故直後の記憶に毎年戻ってしまう女性の恋愛ミステリ

    尾崎千鳥の前に現れた天津真人に賭けを持ちかけられる
    「一ヶ月デートして僕の正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」
    何故か他の人には話していない秘密を知り、なくした腕時計の場所を知る男の提案に乗ってし

    0
    2020年08月05日

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