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シリーズ第六弾は、二等航海士としてフランクリン号に乗り込む万次郎の冒険と成長を描く。凪や嵐に悩まされながら的確な判断で船長を支え、成長するジョン・マン。郷土の先達、中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯。鎖国日本から漂流し、初めてアメリカの地で生活を送り、初めて地球を一周し、自力で帰国した誇るべき日本人の物語!
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Posted by ブクログ
ジョン・マンがすっかり大人になってた。年齢的にはまだまだ若いんだけども。おもしろかった! 早く続きが読みたい。
アカデミーで日本人として初の2等航海士の免許を得て クジラの乱獲で大西洋では、需要を満たすクジラが得られずに 船の造船も資本家が出費を渋るようになっていた。 そんなおり、日本との通商条約締結を目論む米国の情勢にも 影響され、万次郎はフランクリン号にのることになった。 太平洋への航海だ。 アカデミーの...続きを読む友人ジムの協力で、太平洋の航海日誌を見ることが できた万次郎は凪に備えて、日本の浜で知った「浄水器」をつくり、 船に装備した。このことで、いつも綺麗な水を飲むことができた。 航海の途中船長が病に。。。 ますます面白いシリーズ。次回が待たれる。
漁に出て遭難し、アメリカ漁船に救われてアメリカで育つジョン万次郎。 その活躍ぶりは、 すでに、ムーミン2号さんがレポされています。 ジョン万次郎は、航海術専門学校を首席で卒業、 1846年5月、フランクリン号に二等航海士として雇われます。 大西洋を渡り、アフリカの喜望峰を回り、東南アジアへ。 ...続きを読む 体長3メートルぐらいあるウミガメをとらえたり、 飲み水を浄化する装置を備えさせたりと、 航海中、学校の座学で学んだこと以外に 万次郎が土佐で体験してきた漁師の知恵が この航海で役立ちます。 万次郎が海へ出て 故郷の土佐への想いを募らせているのと同時進行で、 故郷の母親や妹たちの様子なども書かれていました。 万次郎と同じように、 母も万次郎の無事の帰還を待ち望んでいます。 早く、日本へ帰って来て! と思うのですが、 ムーミン2号さんのレポにもあるように、 万次郎が日本へ戻るのはまだまだ先のようです。 日本に帰ってからの活躍も期待したいところですが、 ジョン・マンという通訳兼船乗りが どうやって誕生していったのか、 これからどんな冒険をしてどんな風に成長していくのか、 とても興味深く思いました。 長くなる物語を覚悟して・・・次作を期待しています。
100円値上げ?~二等航海士となり樽作りの技術も学んだ万次郎は鯨が減少して狙いを太平洋日本近海に変えた新造船・フランクリン号に乗ったのは、ジョン・ハウランド号の副長だったアイラ・デイヴィス新船長に請われたからだった。ボストンに寄港し、大西洋東行きでベタ凪に出会うと水が悪くなり病人も出ると同級生から教...続きを読むえられ、石と棕櫚の葉などを用いた濾過装置を作成した。1846年6月アゾレス諸島12月ケープタウンを過ぎ、ニューアムステルダム島付近でメキシコ人コックと共に3m大のウミガメを仕留めたジョンは、新オフィサーとして乗組員の信頼を勝ち得た。嵐のオーストラリアを避け、チモール島ではオランダ人から日本の様子を聞いたが、船長は生欠伸を繰り返しあてにならず、ニューアイルランド島では珍品を集めようと単独行動をして、幻覚作用を持つ薬を盛られて体調が悪化し、船の指揮は副長が執るようになった。グアム島に辿り着き、碌な捕鯨をしていないまま、パタヴィアに行くことになりそうだが、アメリカ船籍の捕鯨船の船長から一緒に流された仲間のハワイでの消息を聞く~今回はまあテンポ良かったし、変な話だが副長が精神異常を来し始めたので、立派すぎる人ばかりでなくて安心できた
二等航海士となって,ジョンマンはフランクリン号に乗って船出する.アフリカからニューアムステルダム島,ニューアイルランド島,グアム島へと進路を進める.クジラの捕れないことと船長の病気,いろいろ問題を抱えつつ捕鯨の時期を待つ.ウミガメを捕るシーンはハラハラした.
間が空いて、話忘れちゃったけど、続き読めて良かったなとまだ日本着かないのかい!感。 他のドラマ、漫画でもちょこっと登場してくる「ジョンマン」の事は知っていたし、何故か面白顔で特にふーんと言う感じだったが、そんな「ジョンマン」にフォーカスして(それも長編で)描いてくれた著者には感謝。 この時代でも実...続きを読む力が有れば、差別なく待遇してくれる、アメリカ文化にも改めて感心。
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