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Posted by ブクログ 2021年08月20日
四国学園大学の入試、城崎国際アートセンター、日本では、失業者が映画館にいくと「なんでそんな余裕があるの」ってなる海外では失業者には、失業割引があって「そんな大変な状態なのに芸術を見に来てくれてありがとう」というカルチャー。引きこもらなくなるし、それがあるべき姿。子育てをするお母さんも、子供を預けて映...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月15日
日本はもう成長しないのは薄々みんな感じているのに、目をつぶってみないことにしている。それに真っ向から向かって、いや、もう今までと同じではダメですよ、というところから始まる。
実に誠実な態度だと思う。そして、その認識に立った上で、どのような社会が考えられるのかを示唆する。
これからの社会についてしっか...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月08日
まことに小さな国が、衰退期をむかえようとしている。
――とは『坂の上の雲』の冒頭を引いての贋作だそうだけど、この本はこのフレーズで始まる。これから衰退していくしかない日本の、この先のいき方を示唆している。
「降りていく生き方」という言葉を聞いたのはほぼ10年前のこと。日本のあり方というよりは、身の丈...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月13日
筆者自身が述べているけれど、こういうことを書いた時点で怒り出す人がいる。
でも人口減少社会という、止めようのない、そして文字通り未曾有の事態を前にして、これまでと同様の方法論が通用すると考える方が明らかに理性的でないと思う。
だから私は、これからの日本が「下り坂」であることを認めようと思うし(厭だけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月10日
2017/11/20 下り坂をそろそろと下る 平田オリザ
日本は「文化立国」へ大きく舵を切らなければ、犠牲者が増えるだけ
体育会価値の時代は終焉、柔らかく・しなやかな社会を作りたい
しかし安倍政権は「復古」過去の栄光の時代に戻りたい
だがそれは時代に逆行する 社会の活力は生まれない
この五年の総括は...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月03日
オリザさんの本は、言葉は平易で、物腰が柔らかくて、表情が温かくて、どんどん読めてしまいます。日本各地の、グローバル化とか高度資本主義経済とかじゃない、手触りが優しくて文化的な、けど、経済的にも自立した、そんな魅力的な取り組みの事例を紹介していて、こういう未来なら下り坂も悪くないな(いやむしろ経済成長...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月14日
「下り坂をそろそろと下る」この国のことだけど、このタイトルが何か自分にピッタリな気がして、5年間気になっていた本をやっと手に取ることにした。
「そろそろと下る」のも楽じゃないと思わせる大学入試改革や地方創生。ものすごく力がいる。読んでいてしんどくなった。
「下る」のに気合を入れるためには、きちんと現...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月26日
正直な話、タイトルがピンとこなかった。
書き出しのところが、フィットしなかった。
だから、発表された時には、手に取らなかった。
去年、百円均一で見付けた。
ステイホーム期間に、やっと手にした。
硬直化した考えを捨てて良い潔さ。
アイデアなんかは、いくらでも浮かんでくる。
それにしても...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月17日
「人口減少社会の未来学」が面白かったのでこちらも。
前書きから示唆に富んでいて面白い。
雇用保険受給者や生活保護世帯の人たちが平日昼間に劇場や映画館へ来てもらって、それに対して「社会とつながっていてくれてありがとう」と言える社会を作っていくべきではないかと。
また子育て中のお母さんが子供を保育園に...続きを読む
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