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Posted by ブクログ 2024年01月23日
いつの間にか、涙がこぼれていた。。。
帯に書いてありましたが、本当にいつの間にか…でした。。。
いつものことながら、重松さんの小説は1ページ目から入り込んでしまいます。
そして、まるで私もそこにいるかのように、そこで出来事を見て、話を聞いているような感覚になります。
今回のストーリーは、いじめを...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月29日
10代の頃に1度読んだので再読になります。
人を責める言葉には2種類ある。
「ナイフの言葉」と「十字架の言葉」
10代の頃はなんとなくしかその意味が
わからなかったけど、今ならその意味がわかる。
私は誰にもナイフの言葉や十字架の言葉も向けたくない。
人生を本で現す表現もとても好きです。
重松清...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月30日
大人になった今ならば、あらゆる可能性を示してあげることも出来る。
そこから逃げ出してもいいのだと、教えてあげることも出来る。
この先の人生の方が長いのだから。
世界はもっと広いのだから。
つらいことから逃げるな。
立ち向かえ。
声をあげろ。
耐えろ。
と、端から言うのは容易い。
自分だったら何が出来...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月01日
以下、一番心に残った文を抜粋。
「わたしたちはみんな、重たい荷物を背負っているんじゃなくて、重たい荷物と1つになって歩いているんだと、最近思うようになりました。だから、降ろすことなんてできない。わたしたちにできるのは、背中をじょうぶにして、足腰をきたえることだけかもしれません。」
家族が死ぬと言う...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月10日
いじめを見ないふりしていた主人公と、いじめによって息子を亡くした父を中心とした心の動きが読み取れる小説。
読み進めるうちに、元に戻せない後悔を、自分ならどうするか考えてしまった。どうしたら許してもらえるかを考えたり、反対に考えることを放棄しているうちは答えは出ないし、一生背負っていかないといけないの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月19日
「いじめ」の傍観者と被害者の親という不思議な関係だった。子供を亡くした親は、それでも生きなければやらないけど、どうしても立ち止まってしまうことがよくわかる本だった。また、苦しみ続けることは難しいと感じた。どうしてもある時点で「もういいか」となりがちだからだ。話は飛ぶが、この話の中でのジャーナリスト(...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
いじめを題材にした書下ろし小説。いじめを受けて自殺したフジシュンの遺書に親友として名前を挙げられたユウの視点で話は進むのだけど、読んでいて胸が痛くなる。いじめた人間、いじめを見ていたのに止めることなく見殺しにした人間、自殺したフジシュンの家族など、人ひとりの自殺という出来事が多くの人の心に大きな重し...続きを読む
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