総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉

総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉

880円 (税込)

4pt

3.8

ノンフィクションライターの小林は、脳梗塞で療養中の元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受ける。売れないライターからの一発逆転を狙い、小林は過去のスキャンダルを告白させようと試みるが、国の行く末を憂う佐竹が語り出したのは、戦争のできる国家へと大きく舵を切る現総理大臣のスキャンダルだった。しかし、佐竹の告解が終わった刹那、公安警察が現れて乱闘になり、脳梗塞を再発した佐竹は死亡してしまう。佐竹の告白と乱闘の一部始終が録音されたレコーダーを手に、現場から命からがら逃げ出した小林は、旧知の警察官の助けを得て、マスコミを巻き込んだ大勝負に出るが――。

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総理に告ぐ 新橋署刑事課特別治安室〈NEO〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    カリスマ総理大臣を告発する売れないライターと警察の特別組織の物語。
    免許制度に骨抜きにされているマスコミが気骨を見せるシーンは良かったけれど、今のテレビ局の様子を見ていると、とても現実には起こりそうにないな。。
    仕事には志を持たなければと思わせられる一冊でした。

    1
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    多少無理な設定で有りましたが 非常に楽しく読めました 特に設定が現在の状況に似てるのが より面白くしました

    0
    2020年11月19日

    Posted by ブクログ

    現代のマスコミの状況に対し、「もはや新聞社に木鐸としての存在は期待できない」とか、「硬派のキャスターも反骨のコメンテーターも官邸の圧力に負けて次々に降板に追い込まれ」とか、あるいは現代日本の政治状況を暗喩し「中国韓国を挑発して強い日本をアピール」とか、作中人物に言わせ、ノンフィクションライターだった

    0
    2019年08月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんな風に国のトップをメディアが忖度なしに
    報道出来たらニュースも見る気になるんだけどなぁ。

    チョット・・・有り得ない??警察と公安の行動だったから
    現実味がなくて余り引き込まれなかったかな。

    警察小説愛好家としては、う~ん・・・かな。

    結局は総理のベッドスキャンダルという
    小さな方をぶつけて

    0
    2019年03月07日

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