嘘と少年

嘘と少年

638円 (税込)

3pt

3.8

病室で二人の男が話をしている。かつて二人が少年だった頃の思い出――少年達は消えた少女を捜すために冥い森へと入っていった。次々と暴かれるそれぞれの嘘。そして最後に明かされる哀しく切ない衝撃のラスト! 鬼才・永瀬隼介の異彩を放つ物語。

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嘘と少年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    文体とか状況の表現の仕方とかなんか鼻につく書き方だったけど物語としては楽しめた。
    ただ終わりかたもそうだけど自分の家族や兄貴をそんなに悪者にする必要あったのかな?
    最終的にはあまりにも皆んな報われなさすぎたんじゃないかな?
    もう少しハッピーエンドでもよかったんじゃないかと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月28日

    ふと手に取った本です。

    読んでる途中、何だか不思議な感じがして
    そわそわしながら読んでいました。

    成程。そう言う事か。

    悲しい事実があるのだけれど、何故だか私の中には
    キレイな印象が残っています。

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月02日

    途中から、あれ?何かおかしいな?という感覚にとらわれて、段々その正体が解ってきた。ミステリーとは違うけど、不思議ながらも読みやすかった。ラストは、ちょっと予測できて残念だったけど、全体的には面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月27日

    死を前にした友人と、少年の日の冒険を懐かしんでいく、昔は良かった的な話ではないことがうっすら最初から示されている。
    暗さ、悲しさだけではない空気がどこから漂っているのかはラストで明かされる。
    あまり明るくない話だが、真のラストのみ少し救い。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年06月07日

    「ある目的のために森へ入っていく少年」という帯の言葉にひかれて手にとった。少年の、冒険譚なのかと思ったのだ。
    しかしそれは冒頭の部分で違うとわかった。最初から違和感のある描写だった。「わたし」のあり方がなんとなくおかしいのだ。
    読み進むと、森へ行ったのは子供の頃の話だったとわかる。

    この、少年時代...続きを読む

    0

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