ラストエンペラーの私生活

ラストエンペラーの私生活

1,024円 (税込)

5pt

4.0

二歳九ヵ月で第一二代清朝皇帝の座に就いた溥儀は、幼少期から女官に性行為を教え込まれ、一〇代半ばで宦官との同性愛に目覚めた。六歳で退位を迫られたのち、一八歳の時にはクーデターで紫禁城を追われる。日本租界などを放浪し、二八歳で再び満洲国皇帝の座に就く。終戦後はソ連軍に逮捕され、東京裁判に検察側証人として出廷。トリかごに入ったらトリになれ、イヌ小屋に入ったらイヌになれ――中国の諺のまま、数奇な運命に身を委ねながら、自らの欲に忠実に生きた「幻の王国」の廃帝は、周囲を不幸の渦に巻き込み、六一歳で病没する。迫真の人物ノンフィクション。

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ラストエンペラーの私生活 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「私生活」という割には、結局普段は具体的に何してたの??という疑問は残ったが、
    滅びゆく清朝の最末期の皇帝の人生や人となりを垣間見ることができた。

    知れば知るほど
    「鶏カゴに入ったら鶏になれ、犬小屋に入ったら犬になれ」
    という諺をそのまま恐ろしいほどに体現した人だったんだな、と思った。
    哀れでもあ

    0
    2023年02月10日

    Posted by ブクログ

    中国最後の王朝 清の最後の皇帝 溥儀の生涯
    映画のラストエンペラーを見たことがあるが、溥儀の印象はかなり異なる。映画では溥儀を時代に翻弄された悲しい人物のように描いているが、実際は時代に翻弄されたことは確かだが、かなり冷酷で狡猾な人物と描写されている。
    西太后はもっと残忍だったそうで、そっちもきにな

    0
    2020年01月04日

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