慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件

慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件

1,527円 (税込)

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新資料多数発掘! 写真・図版100点以上収録で明かされる、80年後の真実。中国兵に虐殺された邦人250余名の非命をたどる血涙ノンフィクション。

序章 虐殺の城門へ
第一章 通州城、その前夜
冀東防共自治政府と殷汝耕
閉められた城門
七月二十九日、黎明に響く銃声
第二章 血染めの遺書
奇跡の妊婦二人
血染めの日記帳
浜口茂子の遭難記
通州事件関連の写真・図版集成
第三章 日本人街の地獄、その検証
安藤記者の脱出記
ある留学生による救援現場報告書
荒牧憲兵中尉の調書・検証
第四章 私はすべてを見ていた――佐々木テンの独白
昭和天皇と因通寺
佐々木テンの独白
第五章 救援部隊到着――連隊長以下の東京裁判証言録
萱嶋連隊、通州に反転
「東京裁判」での証言
外務省の事件処理
第六章 現地取材はどう報道されたか
衝撃を伝える新聞各紙
吉屋信子の憤怒
アメリカ人ジャーナリストの目
第七章 日本人襲撃は国民党との密約・陰謀だった
実は、同時多発テロ計画だった
張慶余『冀東保安隊通県反正始末記』
終章 「あとがき」に代えて

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慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    世界的に見て近い人種といえども、島国と大陸の人では人の殺し方、考え方は大きく違うということがわかりました。この歴史を中国側が公にしたくないのはわかりますが、日本側は主張しないのか?(戦勝国には逆らえないとか?日本側の不都合?)そもそも南京大虐殺と通州事件は別物でいいのかな?

    いずれにしてもこのよう

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    まずこの書を読みつつたまにネットで検索してびっくりしたのは、この通州事件についてすら日本の対中政策の結果であるとか、通州事件について昨今日本の「右翼」が反中に利用していると主張するという人がいるということ。本書には多くの絶版になった本や書籍化されていない手記などが引用されている。それらの復刊や書籍化

    0
    2021年05月12日

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