龍の執戀 お嬢様はヤクザに堕とされる、恋に。【電子書籍限定 特典付き】

草野來 / 北沢きょう

箱入りお嬢様だったひづるの日常は一変した。
冷酷かつ凶暴なヤクザの組長・朱鷺に囚われ、
身体の隅々まで嬲られる日々に──。
鍛えぬいた肉体、熱い肉楔はまるで凶器。
奥まで深く貫かれ、烈しくぶつけられる欲望。
ひどい人──なのに優しさを見せる瞬間も。
素直になれないだけ？ 本当は純粋な人……？
心揺れるなか、敵のヤクザに襲われ絶体絶命!?
命がけで守ってくれたのは朱鷺で──！

ヤクザの一途な恋！ 凶暴な男の不器用な純愛！

★電子書籍限定は豪華２大特典！★
書き下ろしショートストーリー「夫婦間の三つの掟」
＆
コミック版『お試し結婚だったハズですがっ？』
第１話をまるごとお試し読み！

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: ジュエル文庫
• 電子版発売日: 2019年01月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 38MB

[擂文 · ★★★★★]

初めて読むジャンル？というか女を道具扱いするヤクザの話をどうして手に取ってしまったのか。
無理矢理な行為の描写が何度もあったけど普通は被害者意識が前面に出てくるのにひづるは性器を使った暴力だといい、されても仕方ないみたいな感じになる。
考え方の違いを目の当たりにして結構な衝撃でした。

佐渡島も今までで一番強烈なキャラ。好きか嫌いかで言ったら嫌い…ではない。彼のたった一人になれたら素敵だとは思うけど地雷が沢山ありそうで側にいるのは無理かもな。ひづる、すごいな。

収まるべくして収まった二人だけど最初から惹かれあった感はあります。
そして読み終わると中毒性が高い作品かもと思いました。
なんとなくまた読みたくなる。
先がわかってるけど最初の方は結構辛いからな〜

結果、手に取ってしまった自分。
出会えて良かったのでは、と思っている。

＃深い ＃怖い ＃ダーク

[祐 · ★★★★★]

ヤバイ

ドップリハマってしまった。
一気に読んでしまうほどでした。思わず続編も買ってしまったけど鬼リピして読んでます。

＃アツい ＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい

[ブクログ · ★★★★★]

もう映画じゃん…。面白かった…読む映画じゃん…。ヤクザ文化の描写が綿密ですごい。綿密なのでヒーローの暴力もガチの暴力として描かれていて、初っ端でそれを受けるヒロインがリアルで痛々しい。ここらへんは恐々としながら読んでました。男が男を殴るように男は女を強姦する。それは愛なんて一切なく、嫌悪と侮蔑と相手を痛めつけ踏み躙るためだけの行為で、こんなガチな強姦からまじでロマンス始まんの！？って気になって読んだらもう夢中になったよね。

だって主役二人のもさることながら主役以外の人間関係の厚みがすごい。ティーンズラブって、わりとヒーローとヒロイン二人の世界で完結してる感強いじゃないですか、それも好きなんだけれどここまで肉厚にヒーローやヒロイン以外の関係を書くの珍しくない？それに子供ありっていうのもティーンズラブでは珍しいな〜って思ったわ。そこら辺は海外ロマンスものみたいだったし、プラスVシネ要素で結構ヘビーだった。ヒーローと敵対する悪役な彼のクソデカ感情、ブロマンスじゃん。ティーンズラブで見ると思わなかったよ愛憎ブロマンス。色んな意味でこのジャンルでは珍しい感じがしました。好き。読み終わった瞬間続編も買ったよ…

そういえばヒロインの過去を知った時のヒーローの反応ってどうだったんだろう…さらっと流されていたけど、謝ったのかな。それとも謝らなかったのかな。だって謝ったってしてしまったことは変わらないし、ヒロインも罰として受け入れていたようなところあるから謝罪は受け取らなさそう？　続編でそこらへん触れられてたらいいな〜って思ったけど、あれ？ヒーローってヒロイン自身の手で子供を捨てたわけじゃないってちゃんと知ってるよね…？

[匿名 · ★★★★★]

お薦めです

料亭のお嬢様とやくざ、という設定や子供を挟んで、関係が進展していくストーリー展開も面白かったし、作者さんの技量か、最後まで夢中になって読みました。

特にやくざものが好きという訳ではありませんが 、この作品は、その特徴をうまく使って構成されていると思います。

[ぬぬぬ · ★★★★★]

どハマりしました

今まで読んできた作者さんのゆったりした感じではなかったけど、なんというか、、、ハマりました。
芯のしっかりした、肚のすわったヒロインの潔くて一本筋の通った行動は、ハラハラしながらも清々しい。
極道モノの緊迫した中でも、すべてを受け入れる落ち着いた物腰が身が引き締まってかっこよかったりもしましたね。
極道のヒーローも最初は酷いもんでしたが、次第に惹かれあっていく様はあたたかくて。
登場人物たちのそれぞれの想いも深かったです。
優くんや番ちゃんの存在にはほっこりしちゃいました。

[匿名 · ★★★★☆]

先にレビュー読むべき

作品内容のあらすじが下手すぎて作品がかわいそう。
中身ペラペラなエロ小説みたいな説明とは違い、なかなかハードボイルドでストーリーも割としっかりしています。
TLにありがちな極道ファンタジーに頼らず、ヒーローとその周辺を男臭く書いているのが好印象でした。
しかし、まさか子供がいる話とは思わず(作品内容では全く触れられていないため)、子供が出てくるTLが地雷である私はすごく読むのきつかったです。
それでも読めたのは、作者さんの力量があるから。
表紙買いしたのは失敗でした。ちゃんとレビュー読めば良かった。
作者さんの別の作品も読んでみようと思いました。

[maru · ★★★★★]

ディープな世界観

何だよこの重量感。TLでここまで本格的な内容も珍しいんじゃないかな。でも嫌悪感を抱くどころか不思議とワクワクが止まらない。
始まりの痛々しさと終盤の温度差。作者様は巧いなぁ。
続編も買っといて良かったよ。

＃アツい ＃深い ＃カッコいい

[千葉まま · ★☆☆☆☆]

フラグ回収が完璧でない

はじめはヒーローが本当に酷い男で、途中からヒロインを愛するようになるのですが、いくらヤクザでもTL小説であってドキュメンタリーではないのだから、ここまで酷い設定にしなくともというほどヒロインに対して愛の無い鬼畜設定で、だからこそ、本当はヒロインは子供を捨てたわけではないと言う誤解をきちんと解いて酷い扱いを後悔させるなり、謝るなりするのかなと期待して読んでいたのですが、最後までそういう表現はなく、当たり前ですがそのせいでヒーローの印象が途中からヒロインを大事にしはじめても、最後まで好感を持てませんでした。ヒーローに魅力が無いなんてTLロマンス系小説としては致命的で、買って損したと思った小説の一冊となりました。